ボランティアでの蔵の解体終了。

この冬はゲストハウス予約が全くで。。。

暇だったから市内の空き家対策。。。

既に倒壊寸前の建物を一人で２ヶ月間かけてボランティアにて解体。。。

こんな家屋で、元々は蔵だった建物の道路側に居酒屋を増築してあった物件。

これを一人でぼちぼちと解体した。。。

写真の通り、建物が右側に随分と傾いている。。。

柱など普通に腐ってるし虫食い。。。

梁も腐って柱からはずれて落ちてるし。。。

こんな建物が市街地のど真ん中にある。。。

２ヶ月間一人でボランティア活動にて空き地を作った。。。

私は浦安のディズニーランドホテル周辺などの大規模都市開発等をやってきた。。。

都市開発で何が必要かはわかっている。。。

今回私がやったことで何が生まれるか？？？

今回の解体で市街地のど真ん中から倒壊寸前の不良物件が無くなった。。。

続いて、空き地の出現で今後は駐車場にしておくとのことで、これは市街地のど真ん中に災害上非常に有効な防災のための火除け地を出現させることとなったのである。

これにより写真奥のこの建物の北側の家（空き家）からすると、自分の家の南側にあった倒壊寸前の不良建造物が無くなると同時に駐車場の出現により日当たりが良くなることにより資産価値がグッと上がり、今は空き家であるが、今後処分するにしても南側の不良建造物が無くなったためその土地を売り易くなったはずである。

こんな還暦過ぎたお爺ちゃんのボランティア活動であるが、町には大きなメリットが提供できたこととなる。。。

これなど全国共通の空き家問題であるが、行政は何もしてはくれない。。。

倒壊寸前の建物を壊すと言っても個人宅だと言ってボランティア保険など入れはしないし、補助も無い。。。

能登の震災で家屋が倒壊したらボランティア保険が利用できるが、倒壊となる家屋を倒壊する前に解体するにはボランティア活動であっても保険の適用は無い。。。

自ら傷害保険に加入してやるより無い。。。

私が何故こんなことを２ヶ月もボランティア活動としてやったか？？？

これはこの町に対する「愛」「郷土愛」でしかない。。。

私が思うにこれから街を良くするのならこういった市民活動ができるかできないかだと思う。

これからの時代、一般人の郷土愛こそが街を活性化して街を発展させるのだと。。。

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