新着情報

土木白書No.4:官製談合が当たり前だった

私はゲストハウス開業前は土木技術者でその前の30年前までは土建屋の談合屋だった。。。

談合屋をやっていた時のことであるが、その年度は年末まで私が勤務していた会社の縄張りでの工事の発注が無くて受注物件ゼロだった。。。

そんな時には官製談合となるのが当たり前だった。。。

水道工事であったが、年末に水道局の課長から呼び出されて「今年は受注しなかったが、受注する気はあるの?」なんて聴取されて。。。「あります」というと課長が「じゃ、年明けに指名競争入札のメンバーに入れるから頑張って」と言われる。。。そうするとその場合に限っては他社の縄張りだろうとその工事が受注できたのである。。。

これが俗にいうところの「天の声」

役所も次年度のことまで考えると各社が今年に受注実績があった方が良いのだそうで。。。

日本社会はこんな裏ばっかりだ。。。

まぁ今は若干そんな体制では無くなっているところもあるが、昨今の事情はまた違ってきており、役所が仕事を発注しても人手不足や工事金額の折り合いがつかずで受注業者不在で修繕しなければいけない道路や橋が修繕できない状況にあり、そのために発注者が陰で施工業者と結託して何とか仕事を受注してやってもらうために裏取引をするなどということで官製談合の理由も変わってはきているようだが、こんな官製談合もなくなりはしないだろう。。。

談合屋が嫌になって辞めたのだが、土木業界は技術者として現場に出てもそこで行われているのは違法行為や不正行為ばかりでそんな闇社会が嫌になって土木業界を辞めた。。。

辞めて出したのがこの「これ読まずして土木業界語るなかれ」

#土木業界 #談合 #不正行為  #これ読まずして土木業界語るなかれ #パワハラ #官製談合 #違法行為 #談合屋

LANGUAGE