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土木白書No.5:益々怪しい入札制度

ゲストハウス開業前は土木技術者として働いていたが土木は闇の世界が多く。。。

昨今では発注者が工事を発注しても受注者が不在で工事ができないなんてケースが当たり前に発生してます。

人手不足で請け負えないとか資材や人件費の高騰で役所単価だと赤字になるから受注は差し控えるだとか・・・

困るのは発注者側で、発注者は道路の補修など緊急ではないが1年とか2年以内には補修しないとならないからこそ発注しているのだから、どうにかして施工業者を見つけないといけない。。。

そこで発明されたのが入札の「見積協議方式」なるものであるが。。。

ザックリとこの方式を言うと、、、

十億円の工事を入札にかけたが誰もその金額では受注しなかったとしよう。。。

これでは工事が滞ってしまうから是が非でも施工業者を探す必要がある。。。

どうするか???

11億で入札した施工業者と協議して、施工業者の「言い値」で発注してしまえ!!!

これで世界は平和だぁ〜〜〜。。。

「いいね!」である(爆笑)

って感じのものだ。。。

この土木白書では前号まで談合について話しをしているが、、、

談合組織が根強くある場合はこれは危険だ(笑)

組織で受注者を決めて、みんなで11億、12億、13億という札を入れて11億の会社に役所に決めてもらえば、総じて高値受注ができてしまう。。。(笑)

今までの談合だと10億の工事だったら少し控え目の9億9千万円で入札していた。。。

これだと例え談合であろうが税金の無駄とは言いにくい。。。

10億の工事をそれ以下で受注するのだから。。。

それが今回の見積協議方式ではそれが無くなる。。。

土木は裏ばかりだ。。。

それが嫌で辞めてこの本を執筆した。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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