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土木白書No.17:高速道路リニューアル工事の費用負担について

ゲストハウスの宿主となる前は土木業界にいたが、違法行為、不正行為ばかりで嫌になって辞めた。。。

前にも土木白書No.6:国民を騙すNEXCOリニューアル工事でも言ったのだが、今現在NEXCOでは全国で高速リニューアル工事と称して様々な工事をおこなっている。。。

土木白書No.6では、実は劣化して壊れているのではなく、元々の施工不良という不良品を造っておいて、それを補修するのにリニューアルと称して我々の税金や高速道路料金を使いたい放題使って工事をしている実態をお伝えした。。。

今回も同様な事例を一つ。。。

橋梁の床版はPC鋼線を用いて作られているものがある。。。

CORE技術研究所さんが公表している資料をお借りして。。。

コンクリート構造物は圧縮には強いが引っ張りには弱いという面がある。。。

そこで引っ張りを受ける部分を引っ張りに強い鋼線で補おうというのである。。。

それにはここにも書いてある通りで。。。

鉄の鋼線を入れて放っておくと錆びて、やがては鋼線が破断してしまうので、そうならないようにと鋼線の周囲をセメントペーストやモルタルで覆って保護することが重要なのであると・・・書いてある・・・

それなのに実際の現場はというと。。。

これも寺田典生さんの論文を少しお借りすると。。。

寺田氏の論文では、恐ろしいことに、全体の67%であるから実に三分の二が不良だというのである。。。

そもそも・・・半分の5割が未充填???ってなんだそりゃ???

私も高速道路会社で施工管理をしていたので、これら報告は聞いているのであるが、こんな事例が全国であるのである。。。

要するに今現在、高速道路リニューアル工事と称して様々な工事をしてはいるが、それら工事をやらないければいけない理由の根本的な理由を探ると、建設工事の時のそもそもの不良施工にあると言える。。。

我々国民はなぜそんな不良施工をした工事の後始末に税金や高速道路料金を支払う必要があるのだろうか???

ここを問い正す政治家やメディアは皆無だ。。。

だからこんなお爺ちゃんが問題をいちいち提起するのであるが。。。

構造物であるから劣化ならリニューアル工事としてやるのは仕方ないだろう。。。

ただ、建設時の元々の不良工事は施工会社か又はそれを見抜けずに受け取ったNEXCOが悪いのであるから当然NEXCOが自分で補修すべきなのである。。。

当然のことを当然に言うのであるが、この世の中、その当然が通らないから情けない。。。

そんな当然のことを書いた著書を出した。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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