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土木白書No.21:UR都市機構の発注工事も酷いものだった

ゲストハウスの宿主となる前は土木業界にいたが、違法行為、不正行為ばかりで嫌になって辞めた。。。

昔、昔、その昔。。。

現在のUR都市機構の区画整理事業などの工事の施工管理員として数カ所の現場事務所に赴任した経験がある。。。

いやぁ〜〜〜、、、この団体の発注は全く話しにならないほど酷かった。。。

例えば下水道工事の担当となったので工事発注後に早速現場に行き、図面を見ながらどこに下水道管を施設するのかを確認。。。

すると。。。

図面にマンホール設置とあるのでその設置する場所に行くと。。。

なんと。。。

既にマンホールがそこにはある???

慌てて事務所に戻り機構の担当に報告。。。

担当も???

過去の完成図を片っ端から広げてみる。。。

「有った!!!」

既に完了している。。。

こんな事件が普通に有った。。。

同じ工事を二度にわたり、設計依頼をして無駄なお金を出して、二度発注。。。

他にも新たな発注図を見ながら現場にいくと宅地の整地をする箇所など既に整地が完了していたりと。。。

酷いのになると、許認可が降りた当時とその後の設計変更で道路の形状が変わったのにも関わらず、当初の計画道路図面で発注してしまって、前年度の3月までに完成し終えた道路を4月から取り壊して、変更された道路形状で作り直したりと。。。

こんなだから私が事務所を移動して最初にすることと言ったら、その事務所にある過去の竣工図を全て広げて、どこまで工事を終えているかを確認することだった。。。

他にも下水道工事でこんな事例も。。。

発注後に施工者が現地調査に入ってすぐに現場に施工管理員として呼ばれたら。。。

ゼネコンの所長さんが。。。

「この下水道路線は配管できませんよ」

エッ???

恐る恐る現場を私が確認すると。。。

路線のど真ん中には電柱が建っている。。。

確かに。。。施工は無理だ。。。

このようなケースでは発注前に発注者が現地確認して電柱など障害物があれば事前に電力会社と協議して移設し終えてければいけないのであるが、その「当たり前」ができていないのだ。。。

下水道工事で一番呆れたのは、造成地内が軟弱地盤であるため、まずは地下水を取り除き地盤を固めようというファイバードレイン工法という工事を行なっていた。。。

地下水を取り除くため、地盤中の水が急速に失われ、、、その結果、、、地盤は急速に沈下する。。。

当たり前といえば当たり前のことなのだが。。。

そんな地盤を沈下させる工事を自分たちで行なっておきながら。。。

同じ年度にその直近で下水道工事を発注。。。

私は機構の職員に「下水道管を敷設しても、隣でファイバードレインをやってたら菅が沈下して使えない下水道ができますよ」と。。。

案の定。。。

沈下。。。

こんな事例は私が施工管理員をやり出した既に30年も前から。。。

そんな時代から既にこの団体の技術など無いに等しいレベルだったと思う。。。

日本の発注者の悪いところは、それら問題が生じても誰も責任を取ることがない点にある。。。

🙈見猿🙉聞か猿🙊言わ猿。。。

組織でそれだけは徹底されている(爆笑)

何度も言うが「技術立国日本」などという言葉は既に死語である。。。

こんなことを綴った本をゲストハウスが暇だから暇つぶしに出してみた。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

 

 

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