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避暑地なゲストハウス。エアコン無しで気持ち良く昼寝。夜は毛布かけないと風邪をひく。。。

相変わらず暇なゲストハウス。。。

ランチを隣町の友人のベトナムからの移住者であるレンさんの営むレストランへ

バインミーとミニフォーセットを。。。

ランチを終えたら。。。

池田町に行ったら必ず寄る相馬菓子店で名物の大判焼きを買って。。。

黒あん、白あん、クリーム。。。

ゲストハウスに戻って。。。

外は熱いからゲストハウスの中で昼寝。。。

日中でもゲストハウス内は26℃だから昼寝をするには最適温度。。。

お隣の松本市と比べても10℃ほどゲストハウスの室内は涼しい。。。

グッスリと眠れば。。。本を読み。。。本を読めば眠くなって。。。スヤスヤと寝て。。。

世間の猛暑など全く関係無い避暑地。。。

夕方からバーベキューをしても涼しい。。。

夜は窓など開けて寝ていると寒くて毛布でかけないと風邪をひく。。。

毎日暇なゲストハウスも使い道はある(笑)

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杉の木の皮剥きをしたら、その木を使って彫刻家の安藤栄作氏が何やら作り出した・・・

先日、杉の木の皮剥きという面白い体験をしたら、その木を使って彫刻家の安藤栄作氏が何やら造るというので覗いてみた・・・

斧を振って・・・

凄い勢いで彫っていくんですね・・・

斧の振り下ろしは大谷翔平くんの威力に匹敵するかも😁

安藤さんの他の作品をネットで検索するとこんな感じのものらしい・・・

2017年3月、彫刻家の安藤榮作さんが、第28回平櫛田中賞を受賞した時の美術運動の記事の写真より

普段の作業の様子はこんな感じだとネットにある。。。

毎日新聞より

やっぱり斧を振るんだ・・・

今回はなんでもカナダのトーテムポールのような作品を造って立てるのだそうだが。。。

カナダのトーテムポールは私も見てきたが。。。

こんなのを見てきた。。。

安藤氏に聞くと今回は色つけはしないのだそうだ。。。

できるのが楽しみ・・

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芸術の館改築ボランティア

夏休みシーズンだというのに相変わらずの暇なゲストハウス・・・

知人宅の改築ボランティアに・・・

まずは天井を解体・・・

次に床を解体・・・

床は見事に腐っていた・・・

この家は芸術の館として使われていたので二階や浴室は絵画が施されている。

改築後は芸術家たちがワークショップや各種催物を開催するのだろう。。。

まぁ、暇だから少しボランティアを・・・

若い人たちのお役に立てたらと・・・

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土木白書No.6:国民を騙すNEXCOリニューアル工事

高速道路各社は現在リニューアル工事として工事を行なっているが、これは全く国民を欺いた詐欺のような工事で呆れるのだが政治家も国民の誰もが、騙されて税金を搾取されているのにも関わらず誰もこれに異議はない。。。

NEXCOリニューアル工事のテレビCM

この中にこんな写真がある。。。

これは損傷のある橋梁床版の下部の写真であるが、これを高速道路会社は写真の通り劣化・損傷としてリニューアル工事で修繕するのだと主張している。。。

これは全く国民を欺いた行為で呆れ果てる。。。

経年劣化であれば物理的に仕方ないことなので私も認めるだろうが、、、

この写真の損傷は、そんな損傷ではない。。。

明らかに、建設された時の施工方法や施工管理が悪くて起きた「施工不良」である。。。

本来なら橋梁床版の下部鉄筋であれば下図の通りで鉄筋の下に少なくとも3センチのコンクリートで覆う必要がある。。。最低3センチである。。。

NEXCOの写真を見ればわかりやすいが損傷として鉄筋が無惨にも露出しているが、明らかに最初から3センチ以上のコンクリートで覆われてはいない。。。

コンクリートがあるはずのところに無く、適正に鉄筋をコンクリートで保護していない。

そんな建設時の「施工不良」が原因で、無様に鉄筋が露出して錆びている。。。

これは建設当初の「施工不良」なのは明らかである。。。

これを税金と高速道路料金で補修する???

それはあり得ないだろう。。。

だってそうだろ?

「経年劣化」はどんな物質にもどんな建造物にも起こり得ることだ。。。

だからそれは国民も納得して税金で治さなければいけないだろう。。。

だけど「施工不良」は違う。。。

「施工不良」などというものは、それを造った施工業者か検査でその品質の悪さを見抜けないまま受け取ったNEXCOに全責任があるのだから、それを税金や高速道路料金を使って補修するなど私からしたら言語道断。。。あり得ないことなのだが。。。

それを日本人では政治家も国民も会計監査院も全てが「不問」として1兆円規模のお金の支出を認めているのだから、私からしたら「馬鹿な国民」である。。。

このように、アホな国民ばかりだからNEXCOは大助かりなのだろう。。。

ゼネコンが最低限の基準以下の粗悪品を造って、その粗悪品を高いお金を支払って受け取って、それが壊れたら我々国民の税金や高速道路料金を使って補修工事ができてしまう。

こんな美味しい話がどこにあろうか????

NEXCOという会社には最初から最後までどこにも「責任」というものが発生しない。こんなことを政治家も国民も許してしまうから、今回のリニューアル工事などと称して、こんな当初建設時からの明らかな「施工不良」である写真などを公の場に晒してやってしまえる堂々巡り。。。。

このようにNEXCOのリニューアル工事の中身は実は「施工不良」だったり、本来の定期点検や定期的に適切に行われてさへいれば壊れなかったものを修繕する工事が多数を占めておそらくその規模は1兆円規模となるのだろうけど、政治家も国民も誰も異議などないというこの国民性はもう病気に近い。。。

私が正論を言うたびに皆さんから怒られるのであるが、私ならこれらのNEXCOがいうところのリニューアル工事は根本的にNEXCOが悪いのであるからNEXCO自ら自費でやってくれと言うだろう。。。

こんなことだから税金などいくら支払っても世の中よくはならない。。。

なんてことを書いた私の著書が

「これ読まずして土木業界語るなかれ」

世の中の悪事ばかりを書いてある。。。

#土木業界 #談合 #不正行為  #これ読まずして土木業界語るなかれ #パワハラ #官製談合 #違法行為 #談合屋 #高速道路会社 #リニューアル工事 

 

土木白書No.5:益々怪しい入札制度

ゲストハウス開業前は土木技術者として働いていたが土木は闇の世界が多く。。。

昨今では発注者が工事を発注しても受注者が不在で工事ができないなんてケースが当たり前に発生してます。

人手不足で請け負えないとか資材や人件費の高騰で役所単価だと赤字になるから受注は差し控えるだとか・・・

困るのは発注者側で、発注者は道路の補修など緊急ではないが1年とか2年以内には補修しないとならないからこそ発注しているのだから、どうにかして施工業者を見つけないといけない。。。

そこで発明されたのが入札の「見積協議方式」なるものであるが。。。

ザックリとこの方式を言うと、、、

十億円の工事を入札にかけたが誰もその金額では受注しなかったとしよう。。。

これでは工事が滞ってしまうから是が非でも施工業者を探す必要がある。。。

どうするか???

11億で入札した施工業者と協議して、施工業者の「言い値」で発注してしまえ!!!

これで世界は平和だぁ〜〜〜。。。

「いいね!」である(爆笑)

って感じのものだ。。。

この土木白書では前号まで談合について話しをしているが、、、

談合組織が根強くある場合はこれは危険だ(笑)

組織で受注者を決めて、みんなで11億、12億、13億という札を入れて11億の会社に役所に決めてもらえば、総じて高値受注ができてしまう。。。(笑)

今までの談合だと10億の工事だったら少し控え目の9億9千万円で入札していた。。。

これだと例え談合であろうが税金の無駄とは言いにくい。。。

10億の工事をそれ以下で受注するのだから。。。

それが今回の見積協議方式ではそれが無くなる。。。

土木は裏ばかりだ。。。

それが嫌で辞めてこの本を執筆した。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

#土木業界 #談合 #不正行為  #これ読まずして土木業界語るなかれ #パワハラ #官製談合 #違法行為 #談合屋 

 

杉の木の皮剥き体験

相変わらず暇なので。。。

木の皮剥き体験をしないかとのお誘いを受けて。。。

木崎湖畔の知人宅へ。。。

木崎湖を見下ろす国道沿いの山の斜面にある知人宅。。。

買っただけで荒れ果てたままの室内。。。

室内の壁が芸術祭(笑)

そんな知人宅を見学してから、杉の皮剥き体験を。。。

この上の樹齢約60年の巨木の皮剥きを。。。

端の部分をこじ開けて。。。

木の表面を木で叩くと剥がれやすくなるそうだ。。

真ん中一列10センチくらいをまずは手で剥がして。。。

その後は上写真の剣先がついた棒を表皮と樹木の間に入れて剥がす。。。

手を入れて地道にやると綺麗に剥がれる。。。

なかなか面白いぞ。。。

この皮を使って縄文の家を作る?のだそうだ。。。

木材自体は木彫りの芸術家が何かを彫るのだそうで。。。

芸術家のやることは何だかわからんが。。。

楽しい。。。

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土木白書No.4:官製談合が当たり前だった

私はゲストハウス開業前は土木技術者でその前の30年前までは土建屋の談合屋だった。。。

談合屋をやっていた時のことであるが、その年度は年末まで私が勤務していた会社の縄張りでの工事の発注が無くて受注物件ゼロだった。。。

そんな時には官製談合となるのが当たり前だった。。。

水道工事であったが、年末に水道局の課長から呼び出されて「今年は受注しなかったが、受注する気はあるの?」なんて聴取されて。。。「あります」というと課長が「じゃ、年明けに指名競争入札のメンバーに入れるから頑張って」と言われる。。。そうするとその場合に限っては他社の縄張りだろうとその工事が受注できたのである。。。

これが俗にいうところの「天の声」

役所も次年度のことまで考えると各社が今年に受注実績があった方が良いのだそうで。。。

日本社会はこんな裏ばっかりだ。。。

まぁ今は若干そんな体制では無くなっているところもあるが、昨今の事情はまた違ってきており、役所が仕事を発注しても人手不足や工事金額の折り合いがつかずで受注業者不在で修繕しなければいけない道路や橋が修繕できない状況にあり、そのために発注者が陰で施工業者と結託して何とか仕事を受注してやってもらうために裏取引をするなどということで官製談合の理由も変わってはきているようだが、こんな官製談合もなくなりはしないだろう。。。

談合屋が嫌になって辞めたのだが、土木業界は技術者として現場に出てもそこで行われているのは違法行為や不正行為ばかりでそんな闇社会が嫌になって土木業界を辞めた。。。

辞めて出したのがこの「これ読まずして土木業界語るなかれ」

#土木業界 #談合 #不正行為  #これ読まずして土木業界語るなかれ #パワハラ #官製談合 #違法行為 #談合屋

土木白書No.3:談合は公認だった

ゲストハウス開業前は土木技術者として働いていたがその前は談合屋だった。。。

私が談合屋をしていた時は談合そのものが役所公認だった。。。

役所から工事が発注されれば地区の建設会館内で談合組織により今回の工事はどの業者が受注するかが割り振られて決まっていたし、決まった業者がその後役所に行くと役所の担当が入札にはいくらの金額を書いて応札すればよいかを教えてくれていたものだ。。。

昨今はそこらは違うが談合組織が健在でやっていることは一緒だ。。。

談合屋となった当初に同じ談合組織内の会社が談合で捕まってしまったこともあったがそのようなケースはその会社が何らかの事情で誰かに恨みを買っていたなどによる諸事情でチクられて捕まったに過ぎず談合組織があり、全ての工事が談合組織により割り振られていることを誰しもが知っていてもそれを取り締まる機関は存在しなかった。。。

ゼネコン大手が捕まるのもほとんどがチクられてのものだ。。。

チクられたら役所も動かざるを得ない。。。

こんな例がある。。。

毎年市役所が業者へのお年玉として全業者に仕事が回るようにとの配慮で仕事を小分けして出していた。例えば舗装工事を1つの工事の受注額が1千万円以下のものにわざわざ声分けして数十個年間に出すとかだ。。。

これなど市の予算からしたらまとめて一億円規模で一度に発注した方が経費もかからず税金も使わずに済むが、ここ日本では税金は使ってなんぼなのだそうで、たくさん無駄使いをするほど施工業者にウケが良いから小分けで出すのだ。。。

小さな仕事ほど経費率が高いから受注した業者は丸儲けだった。。。

まぁそれはそれとして。。。

こんな小分けで出された工事を談合組織では毎年各社順番で受注していた。。。

これはお笑い行為で、毎年工事の受注業者が順番できちんと受注するのである。。。

どう考えても談合なのだが。。。

全くこんな談合でも捕まった試しがなかった。。。

だから私は談合とは国の公認の受注方法なのだと断言していた。。。

なんて寛容な国なのだろう?とその当時は思ったものだ。。。

土木業界の仕事は辞めるまでずっとそのような闇の仕事ばかりだった。。。

そんな闇をまとめた本を出版した。。。

これ読まずして土木業界を語るなかれ

 

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土木白書No.2:談合屋さんとして働く皆様へ

ゲストハウスをやる前は土木技術者として働いていた私。。。

その前は談合屋をやっていた。。。

談合屋というのは土木や建築業の営業のことだ。。。

皆さんはどうやって土建屋が役所の仕事を受注しているか知っているだろうか?

私が談合屋をしてた30年前の話しをここでする。。。

これは今も仕組みとしてはあまり変わりはしない。。。

①役所が工事を計画する。

②建設コンサルタント会社や設計事務所に依頼して図面など設計図書を作成。

③工事代金の積算をする

④応札する施工業者の基準を定め入札へと手続する

⑤公示して入札へ

こんな感じで工事の計画から施工業社の選定作業が進む。。。

さて、受注側となる施工業者はどうするかであるが。。。

工事が公示され入札までには時間がある。。。

以前は指名競争入札が市町村や県などでは一般的だった。。。

例えば役所がこの工事はこの8社が入札してくださいとか10社が入札してくださいとかで入札できる施工業社を役所で数社に絞るというやり方だった。。。

この入札の便利なところは8社なら8社、10社なら10社が施工会社同士で同一の工事の入札参加業社がどこの会社かがわかるところにある。。。

役所は決めた8社又は10社を呼んでその工事はどのような工事であるかを説明する工事説明会を開くからそこで全社が顔を合わせる。。。

するとここからが談合屋の仕事となる。。。

役所で説明を受けたら全社で近くの喫茶か建設会館があれば建設会館に集合して、その工事はいったい誰が受注するのかを話し合いで決めるのだ。。。

この行為を談合という。。。

私はこの仕事を5年間やってきた。。。

その最中には談合をしたとして捕まった人たちもいた。。。

それでも一向に談合はなくならなかった。。。

その当時など役所の役人もグルだったからどうしようもない。。。

談合して私の会社が受注することに決まれば次に私がしたことは翌日その工事の役所の担当者を訪ねて行き、その担当者から「この物件だけど入札はいくらの金額を書けばよろしいですか?」と聞くのである。

すると役所の担当者は「アレ?今回はおたくがやることになったんですか?」と言って優しく入札に入れる金額を教えてくれた。。。

入札時には役人から教わった通りの金額を入れたら終わりだ。。。

私は談合屋を5年間やっていたが、ただの一度も工事金額の積算などしたことが無かった。。

だって、必要ないだろ?

今は、入札制度も色々変わって談合もしにくくなったし、そもそも人手不足で受注に向かいたくともできない業者もいる中で変わってきたが、談合組織は相変わらず生きている。。。

まぁ、早々に談合屋から足を洗った私がいうのもなんだが、談合屋の皆さん、せいぜい捕まらずにどうぞ。。。

自分や家族のためにそれが自分にとってやるべき仕事かだけはきちんと考えてやってくれ。。。

幸運を祈る。。。

俺は幸運な談合屋として5年で撤退できたことに今は感謝している。。。

そんな経験を書いた著書がこちら。。

これ読まずして土木業界を語るなかれ

 

 

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土木白書No.1:東電は高瀬ダムを諦め稼働停止すべき時

私はゲストハウス開業前は土木技術者として働いていた。。。

田舎にUターンして知ったのだが、市内にある高瀬ダムから毎年15万立米もの土砂を浚渫して町まで運搬している。

これはなぜかというと高瀬ダムの上流部から土砂が多量にダムに雪崩れ込んでダムを埋めてしまうからだ。

今まではそれをダンプ運搬していたのだが、それでは足りないから今後は山にトンネルを掘ってそのトンネルを利用してベルトコンベアで搬出するのだとか。その量は年間23万立米。

それを向こう100年間やるのだそうだ。。。

これを東電や国交相は「計画」というが、この残土、、、実は運搬先、、、すなわち処分場も決まってない。。。「計画」などという言葉が全くの「嘘」「デタラメ」

どうなるか?

大町市や長野県はその残土置き場となる。。。

こんな残土置き場が市内各所に増え続けているのに市民は何も言わずに・・・

実は高瀬ダムの上流部から雪崩れ込む土砂の量は年間75万立米以上と言われる。すなわち年間23万立米を浚渫してベルトコンベアで搬出しても年間に50万立米以上はダム湖に堆積されていくことになる。。。

それはさておき・・・

年間23万立米もの残土がこのように搬出されて市内に残される。。。

リニア新幹線でも最大の問題として扱われるのがこの掘削残土処理・・・

なのにここ大町市では全く市民にその内容すら知らされずに延々と残土を受け入れている。。。

行政のアホさ加減には呆れかえるばかり。。。

市長などにいくら言っても対応すらせず・・・

市長や議員など東京電力の営業マンの如くである。。。

私のような土木技術者から見たらこんなダムは早々に諦めて砂防ダムとしてその機能を転換すべきだというのが結論。。。

昨日山の上まで行って実際にその土砂の流入部を見てきたが酷い有様である。。。

上がダム湖の全体なのだが、主に土砂が流入しているのは写真の右下部の谷からでそれを拡大すると

ベルトコンベア輸送の前の現段階でとんでもない土量が押し寄せている・・

写真を見てわかる通り、これまでも毎年処理し続けてこの有様である。。。

これだけの土砂を処理できるはずもない。。。

しかも、実際には。。。

槍ヶ岳側からも土砂は押し寄せているのだ。。。

そして、その土はダム湖内に元々あった既存の高瀬第五発電所の取水口を飲み込んでおり高瀬第五発電所は既に稼働を止めている。

東電も国交相も県も市も、よっぽどこの土砂問題を隠したいのか、この発電所の稼働停止については発表すらしておらずひたすら隠蔽しているのが実態である・・・

この隠蔽などからわかるのは日本は決して中国やロシアや北朝鮮などを非難できる立場にはないってことだ。この21世紀において、水力発電所の一つが消えてなくなったのだ。それを公表せずに「隠蔽」なのだから恐れ入る。。。

そして恐ろしいことには、年間75万立米もの土砂が崩れ落ちている上流部の山肌を想像してみてくれ。。。

それだけ大規模な崩壊をし続けている山なのだから、いつ何時その規模を拡大してダムを押し潰してもおかしくはないと考えるのが普通だ。。。

世界ではこんな災害がある。。。

バイオントダム災害

1963年10月9日午後10時39分、ダム左岸(南岸)のトック山が2km以上に渡って地すべりを起こし、膨大な土砂が時速100km程度とされる[3]高速でダム湖になだれ落ちた。滑落した土砂は2億4000万m3と推定される。当時のダム湖には1億1500万m3の水が貯水されていたが、土砂に押し出されて津波となった湖水は対岸と下流に押し寄せた。右岸(北岸)に向かった津波は谷の斜面を高さ250mまで駆け上った。ダムから240m以上の高さにあったカッソの集落では、低い場所にあった家屋が波に飲まれた。また、5000万m3に及ぶ水がダムの天端(頂部)を100mの高さで飛び越えてピアーヴェ川沿いの村々を襲った[7]。とくに、峡谷の出口にあったロンガローネの集落は、上空から殺到する「水の壁」の直撃を受け、壊滅的な被害を出した。この結果、ダムの工事関係者と住民2125人が死亡するという大惨事となった。

要するに、ダム湖内で土砂崩れが発生し、その影響でダム湖の水がダムを越境し、ダムの下の村を丸ごと飲み込んでしまったという災害。

高瀬ダムも同様で、世界的にみてもこれほどダムの上で大規模崩落が起きているダムなど世界的に見ても例が無いほどのダムである。

元々東電がダムを作る場所を誤ったという場所でしかない。これをなぜ???大町市民と大町市の土地が犠牲となって延々とその土砂というか残土を受け入れて我々市民の安全も保証されないままになっているのか???

大町市の行政のアホさ加減にうんざりだ。。。

写真を見て誰もがわかると思うが、100年計画をやる前の現時点で山からの土砂の映像を見る限り「0年目」から既にこの計画は破綻しているのだとわかる計画である。。。

5年で東京ドーム1杯分の残土が大町市へ搬出される。。。

大町市は首都圏の人たちの電力確保のための残土置き場だ。。。

我々市民には何のメリットもなくただ危険だけが残土と共に残される。。。

東電も国交相も堂々とこの残土を「仮置き場」と言い張るが。。。

持って行き場所が無いものは明らかに「残土」だ。。。

さて、本題だがネット検索しても年間75万立米の土砂が山肌から崩れ落ちダム湖へと雪崩れ込んでいる。。。

それを100年かけて毎年土砂を浚渫して運び出すことでダムの寿命を延ばすのだそうだ・・・

素人が考えても馬鹿な話しだ。。。

だってそうだろう?今現在それだけのボリュームの土砂が崩れ落ちているのだ、、、

と言うか崩れ続けているのだ。。。

これほどまでの土砂の崩壊である。。。

年を追うごとにその崩壊する土量が増すと考えるのが普通だろう。。。

そしてたまには大規模崩壊もあるかもしれないと考えるのが普通だ。。。

これだけの崩壊なのだから毎年一定数量が崩れ落ちるなどと考える方がどうかしている。

今現在の写真を見ただけでも既にこれを浚渫してダムの寿命を延ばすよりも環境負荷を考えたらダムを諦めるのが妥当だと簡単な結論が出るはずなのに誰もそれを声をあげて言うものはこの国には存在しない。。。ロシアや中国や北朝鮮のような情報統制の日本・・・

この始末に困った東電と国交相と県と市が推し進めるのが「松糸道路」という大型の道路建設である。。。

大町市を残土置き場にしてしまえというのがこの大型道路計画。。。

邪魔な土砂をここに盛り土として盛ってしまえである。。。

その道路がどうしようもない計画で。。。

六百億円かけて、九キロ程度の整備で時間の短縮は現道と変わらず短縮にも何もならず、土を盛ることで大町市内から北アルプス一望の景観が無くなり、大町市の河川の下流部となる長野市など千曲川流域の氾濫を招くだけの何とも呆れ果てた計画なのであるからこれまた呆れて物も言えない・・・ただ単にこの高瀬ダム残土処理場を大町市に設けるというだけの市民からしたら馬鹿げた道路で、この道路が完成したら観光客は皆大町市を素通りして白馬や安曇野市へと抜けてしまい多くの店舗が閉店に追い込まれ、街の過疎化が加速するだけの道路・・・やれやれだ。。。

いったい、ここの行政を担う者たちはいつから東電の営業マンになってしまったのだろう?

誰もが「裏金?」と疑っても仕方ない。。。

日本政治は怖いものだ。。。

こんなことが市民の知らぬまに決められ進められていく。。。

1年半待たずして東京ドーム1杯分の土砂がダム湖に雪崩れ込む。。。

話題のリニア新幹線でも全体で東京ドーム50杯分の残土。。。

高瀬ダムは少なく見積もっても60杯分の土砂が100年間で押し寄せる。。。

この一つの小さな谷からダム湖へリニア新幹線の全残土量より多い土砂が発生するという事実を誰も認識すらしていない。。。

防御も制御も不可能な土量が押し寄せるのに、開始する前からその土の処分地は全く決まってもいない。。。

そして、行政はこれを計画だと言ってやることだけを決定している。。。

ただ単にこの日本の政治は恐ろしいの一言だ、、、

日本の政治力など無に等しい。。。

だから私などは生涯通じて一度も政治には参加することなく一生を終える。。。

高瀬ダムは東電が作る位置を誤ったのだから、素直にそれを認めて今後は砂防ダムとして機能を変換すれば良いのであって、機能維持のために土砂を搬出して市内に盛って環境破壊をするなど馬鹿なことはやめるべきなのだ。

世界遺産にも匹敵する大町市になぜ土砂を盛り上げて道路???

日本人は全く自分達の住む場所の価値をまるでわかっていない。。。

このような写真の土地に土砂を盛り上げて道路???

この国には自然保護とか環境保全を訴える機関はまるで無いかのようだ。

世界が笑っている。。。

日本人の愚かさを。。。

自然を守れぬ民がこの先生きていけようか?

こんな大型道路を作れば土地の保水力が失われ千曲川に氾濫しかもたらさない。。。

長野県は2019年に千曲川の氾濫で長野市など大変な目に遭っているのに全くそれから学ぶことは無い愚かな行政をしている。。。

地球温暖化による異常気象が毎年のようにあり、それにより災害は増加の一途を辿るのだが、今後は水が枯渇したり、一時的に莫大な雨で考えられない災害が起こることは確定しているというのに、河川の上流でこんな馬鹿げた乱開発をすべきでは無く、田んぼは自然のダムなのだから田んぼを残し地下水を蓄えでもしない限りは将来的に水田など水不足でできたものでは無くなるのだ。。。

市民を代表して言いたいが、首都圏の人たちよ、大町市は皆さんの残土置き場ではない。

首都圏の人たちが解決にあたるべき問題なのだが。。。

松糸道路の本当に愚かなことは。。。

下の地図の通りで上が松糸道路予定路線で下が現道。。。

わずかな距離だから短縮にもならないことは言うに及ばず環境破壊だけの道路である。。。

呆れ果てるついでにいうが六十キロ制限の一般道という馬鹿げたおまけ付き。。。

田舎道であるから現道でさへ信号機など少ないし時間短縮にはならない。。。

そして悪いことに道路は盛り土で下の形状。。。

これだと道路沿線にはお店を構えられないためミスミス観光客を逃すばかりか、この単なる通過道路となる大型道路のおかげで現道にある店には観光客が入らず、今まで通っていた通勤車両も通らなくなり現道沿いのコンビニなど店は撤退だろう。。。困るのは市民だ。。。益々過疎化が加速する。。。

大型道路は多くの地域で過疎化を加速させているという実態があるのだが市民の誰もその私の声に耳を貸さずに松糸道路賛成だ。。。

アホな市民。。。

ちなみにこんな記事を付け加えて話しを終える。。。

道路は地方を衰退させた

 

~活力を奪い、疲弊させるケースが多い~

 

公共事業と環境を考える会

 道路は地方の活力を奪った──。(2008年)2月13日の『朝日新聞』の「声」欄で、千葉市のある方がこう書いています。

      • 《私の出身地は房総半島の中ほどにあります。昔から町の中心を1本の県道が貫いており、両側の商店街は繁盛しておりました。
      •  ところが、バイパスができたために、酒屋も呉服屋も洋品店も眼鏡屋も時計屋も八百屋も魚屋も肉屋も旅館も食堂も売れ行きが激減し、閉店または開店休業となりました。
      •  バイパスが町を活性化したのではなく、反対に衰退・疲弊させ潰してしまったのです。》

まったくそのとおりです。

 「地方の活性化」をうたい文句にし、大型道路や高速道路が、いまも全国あちこちで建設されつづけています。しかし、高速道路が建設されると、「活性化」ではなく、地方を衰退・疲弊させるケースが圧倒的に多いのが実態です。

■東京湾アクアライン開通で木更津市の経済は壊滅状態

たとえば、東京湾アクアライン(横断道路)です。これができると、木更津・君津地域など南房総の人口が増え、経済が活性化するといわれていました。

しかし、実際に開通すると、木更津市などの経済は壊滅状態です。人口も減る一方です。対岸の神奈川や東京から人がやってくるどころか、逆に、木更津・君津の市民が東京湾アクアラインを利用して神奈川に買い物にでかけるという事態がおきました。つまり、アクアラインはストロー効果を果たしているのです。

昨年(2007年)2月11日の『朝日新聞』はこう記しています。

    • 《木更津は江戸時代から江戸と房総を結ぶ商業地。明治~戦前は軍隊、戦後は湾岸開発と続き、長らく内房きっての商業都市として栄えた。しかし、商圏の君津、富津、袖ケ浦の3市に商業施設ができたこともあり、バブル崩壊後はJR木更津駅西口前にあった木更津そごうが倒産、ダイエー、西友、十字屋も撤退し、商店街は閉店が相次いだ。

 

    •  輪をかけたのが東京と横浜への時間距離を一気に短縮したアクアライン。大量の消費者が流出しているとみられる。

 

    •  木更津商工会議所の統計によると、小売業の販売高は、91年の1713億円から、04年の1231億円まで13年間で500億円近く減少。商店数、従業員、売り場面積ともに大幅に減った。同市の市街地の現状は食品、日用品の買い物すら便利とはいえない商店過疎状態。》

 

    • 《市民の間では「ちゃんとしたものを買いたくても、売っている店がない」(企業経営者)との不満が強く、若者は「欲しい物はアクアラインをひとっ走りして東京、横浜で買う」のが現状だ。》

まぁなんだ。。。

土木業界や日本社会は裏ばかりだ。。。

私はその裏ばかりの世界が嫌で辞めた。。。

そしてその裏を書いた本を出したのがこちら。。。

これ読まずして土木業界を語るなかれ

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