この日もひたすら2階の天井の石膏ボードに取り組む
なんせ1人で石膏ボードを上げて、天井に押し付けて、ビス留めする・・・
これは本当にサーカスのようなもので・・・
この日は一回石膏ボードを下に落としてしまった😭
まあそれでも・・・
これで2階の貼れるところは貼った形だ・・・
あとは薪ストーブの煙突の周囲を残すのみ・・・
昨日書いたのだが、薪ストーブの煙突だけを施行してくれる業者が偶然にも見つかった・・・
私がたまに行くコーヒー屋。。。豆の焙煎をしてる大町市の運動公園の前にある珈琲豆工房彩乃季ってとこなんだけど、そこのオーナーが友達を紹介してくださった。
そこのお店も薪ストーブを使っているので、薪ストーブ仲間なのだ。。。
散財に見えるかもしれないが、私は市内の飲食店でランチを食べ、たまに喫茶店でのんびりしてる。。。
何をしているかというと市内の情報収集である。
何を買うのはあそこで。。。こういう時はあの人に尋ねると良いよ。。。あの人ならこんなものを貸してくれるよ。。。
この情報収集は使う飲食代よりもずっと多くの利益を私に与えてくれる。。。
今回は煙突工事をしてくれる業者を得られたことになるが、これなどは結果的には数十万円の価値があった。
薪ストーブを通販で買って、紹介されたところに煙突工事だけやっていただくことで、薪ストーブを扱う専門店に頼むおよそ6割程度の金額で薪ストーブ2台をセットすることに成功した。
Uターンしてきて地元の情報が無い私にとってみると喫茶とか飲食店というのはお金を生み出す場所なのだ。
この後も材木の溝を掘る溝堀機械は大町市山岳博物館の中にある喫茶もるげんろーとさんが持っていて貸してくださったり・・・
飲食代など本当に安いもので、このように情報を持つということはお金を持つという事に等しいのだ。
昨日届いた石膏ボードを試しに取り付けてみることに・・・
やってみたら石膏ボードは重いし、大きな石膏ボードを自分で支えて自分1人で止めるためのビスを打ち込むのはまるでサーカスのようだ
それでも人を雇える資金もなければこれをやり切るよりない・・・
いやはや・・・貧乏は人を育てる・・・またしても名言が生まれるようだ😂
しかし、この吹き抜けの間取りのこの天井を不燃材にしても意味がないようには未だに思う・・・
このボロ屋の構造で二階には寝る人もおらず・・・だと火事で逃げ遅れる人がいないのが現状・・・
囲炉裏の火がここまで上がる可能性はまずゼロだ・・・
やっぱり木の木目がここには必要だと素直に思う・・・
・・・ところで作業が先行していて・・・なんとこの時点でもストーブの煙突をやってくれる業者を探してない・・・
薪ストーブなのだが、一番安く薪ストーブを仕上げる方法はネットで薪ストーブだけ購入して、煙突工事をそれだけやってくれる業者に頼む方法だ・・
だが・・薪ストーブを扱っているお店に電話して聞くと異口同音でどこも薪ストーブ本体と煙突のセットで品物と施工を一緒に頼まないとやってはくれないのだ・・・
でも・・・そんなはずはない・・・と・・・
何故なら、ネットには多数の中古の薪ストーブが販売されている。その場合、本体だけの販売なのだ・・・
ということは・・・煙突だけをやってくれる業者というのは絶対に不可欠なのだから、そんな業者が存在するはずなのだ。。。
まずはそれを探さねば・・・
昨日は雪降りだったがこの日は晴天で一気に雪解け
北アルプスも綺麗だ。
2階の天井に板を貼る
1階の床板を剥がした板を使ったり、同じく1階の壁を剥がした板を使ったり・・・
なるべく古く見せる・・・見せるは魅せるに通じる・・・古民家なのだから新しくなくて良いのだ。
そうは言っても・・残念ながら・・・囲炉裏と台所の天井は石膏ボード仕上げをしなくちゃならない・・・消防に怒られる
でもだ・・・家の外はただの板で良いのにそんなところだけ石膏ボードにしても意味もないような・・・
たいがい最近の家事など放火だ・・・
だったら外の壁が問題なような気がする・・・
ここの外壁はこの天井と同様に1階の床板を剥がしたものを貼る・・・
放火されたらよく燃えるだろうなぁ〜
この日、その石膏ボードが届いた。
ここまでは天井と床を剥がした・・・
75年前の大工仕事が現れた状態に・・・
古民家を再生するならば、この梁は見せた状態で天井を造りたいと思っている。
松本市の解体屋さんから築150年以上の蔵の解体材をいただいたのでそれを活用すべく洗うことに。
この古材は実によくできている。板と板とが連結出来る構造だ。
板の横には溝が掘ってあり、その溝に写真左のように連結材を入れることで板と板が連結する仕組み。よく出来ている。
釘はもちろん和釘を使用している
和釘https://kajidojo.com/wakugi/
現代社会ではこのような古材を活用して家を再生させることはまずない。勿体無い話しである。災害大国日本であるが、災害の都度建築基準法が厳しくなって行きハウスメーカーは「安全」を販売促進に使う。その結果在来工法などもってのほかで家はつまらないものへとなっていってしまっている。ただ単に命を守る道具だ。私は家は命を守る道具の前に住むことを楽しめるものであるべきだと思う。まあ、こんなことを日本で言ってもどうしようもないが・・・
さあ、その楽しめる家とやらを作ってやろうではな