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カテゴリー別アーカイブ: 日記

木崎湖夏季大学受講

相変わらずゲストハウスは暇😪なので。。。

夏季大学を受講しに行きました。。。

この日は元日本銀行副総裁の岩田先生・・・もちろん経済学・・・

前から2列目の特等席で。。。

少し難しすぎて・・・

まぁなんだ。。。

理解はできずとも聞くだけ聞いたから聴かないよりはよかったと納得して💧

奇しくも、この日の市場は市場最大の下落・・・

経済はいかな経済学者でも予測不能なのだ・・・

まぁ経済学は結果から考えることにすれば間違いはない・・・

予想はしないでおこう(笑)

お昼は近くの「ねまるちゃテラス」さんで。。。

プルアパートプレートランチ

添えらてある蜂蜜を目一杯かけて。。。

木崎湖畔にハスが咲いていた。。。

意外な発見。。。

遊歩道を歩いていたら蜘蛛がトンボを捕まえていた。。。

自然界で生きるのもたいへんなんだなぁ〜〜〜と。。。

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土木白書No.13:人間関係を取るか?法を取るか?

これはこれから就職する若者への問いかけだが。。。

土木業界に限らず、全ての産業で同じことが言える内容となる。。。

私は土木業界に長いこといたが、私の本業というか人生目標は仕事ではなく「生まれ落ちた地球を見ること」だったため特に特定の会社で働くようなことはなかった。

仕事→旅行→仕事→旅行。。。

だから旅行後には毎回就活をして職に就いてお金が貯まると旅行へ。。。

旅行も1回の旅行で効率よく回るために1回の旅行期間をできるだけ長く取る。。。

1ヶ月とか3ヶ月とか半年とか。。。

そのくらいの期間旅行すると、たった一回の人生ではより多くの世界を見ることが出来る。

だから他の人たちと違って多くの施工業者や建設コンサルタント会社で契約社員として働くこととなった。

ここでこれからこの業界に就くことになる若者に言っておくのだが。。。

私が見てきた全ての会社で不正や違法行為が行われていた。。。

データの改ざん。。。

写真の改ざん。。。

積算金額の不正割り増し。。。

労災隠し。。。

パワハラ。。。

各種ハラスメント。。。

まぁそれは良いとして。。。

問題は自分はどこを目指して人生を歩むのかである。。。

たいがいの人間は仕事をまず優先に考える。。。

そうするとどうなるかというと。。。

職場内の人間関係を大切にしようとする。。。

日本社会で俗にいう「空気を読む」である。。。

私のやってきた土木の技術者側の立場からすると、それら人間関係を取る場合はたいがいが不正や違法行為に染まっていく現場となる。。。

見猿🙈聞か猿🙉言わ猿🙊

「めんどくさいからこの試験はやったことにしてデータだけ作ろうよ」

「データは規格値をほんの少し超えてるだけだから問題ないよ」

「エッ!作業員が怪我したの?・・・軽傷なんだから報告しないでおこうよ」

「基礎コンクリートの出来形が設計不足?土に埋まっちゃえば誰もわからないから、このまま現場を進めていこうよ」

・・・と・・・世の中こんなのばっかりだ。。。

私はそんな不正やら違法をずっと問いただしてきた。。。

施工管理員だから現場でみたものがダメなら「やり直してください」で終わり。。。

・・・なのだが・・・

私のケースはどちらかというと稀なタイプで。。。

他の施工管理員の現場では私ほど現場をやり直しさせたとか、当日の仕事をストップさせて何かを施工業社に求めたとかの報告は聞いたことがない。。。

・・・ということは・・・

多くの現場でおかしな構造物がおかしなまま納品されているはずなのである。。。

まぁ私の場合は日本社会からしたら少し?異常な人間で・・・

顔色ひとつ変えずに出来上がった構造物を壊してやり直すように指示。。。

発注者の違法残業を発注会社の社長宛に文書を送りつけてやめさせた。。。

発注者と施工業者が「懇親会」と称した飲み会を通報して止めさせた。。。

発注者の課長や担当のパワハラを発注者のコンプライアンス委員会へ訴えた。。。

・・・まぁ、やりたい放題だ・・・

現場の誰もが何も言わずに空気を読んで「悪いことだけど」として見過ごしていたことを正面から全否定してやった。。。

こうすると職場の人間関係など取るのは無理な相談で、はっきり言ってしまうと職場全体を敵に仕事を年柄年中する羽目になる。。。

私の場合は対立だけでは終わらず。。。

職場を追われる。。。

数社の派遣会社から出入りを禁じられる。。。

そんな実害も多々あった。。。

それでも職務には忠実であるのだが。。。

本来、技術者は「良いものを造る」が本文なのであるから、ダメなものはダメで、、良くないものを造ってしまったのなら最初からやり直すのが当然なのだが、いざ現場でとなると誰もそれを良しとしない。。。

手直し作業は手戻り作業であり、会社に損害を与える。。。

・・・ここが問題・・・

会社の損害とは何か?

手戻り作業をしないことでその場は済んで会社は通常の利益を上げることができるであろう。

しかし、それが発覚した場合はどうだろうか?

小さな会社なら倒産するほどの打撃となるのでは?

正直なところ今の日本社会では間違ってしまったら、それを清く間違いだと認めやり直すという人は稀というか天然記念物のような存在でしかない。。。

「空気を読む」のが日本文化なのだが、その結果、取り返しのつかないことになるケースが最近は特に多く見受けられるようになった。

建てた建物が基準値を満たしていないことが途中で外部の人間から指摘され発覚して建物を取り壊してやり直すとか、出来上がったトンネルのコンクリート厚不足が発覚して、トンネルを最初からやり直すだとか・・・

いずれの現場もそれを見て、構造物が適正でないことを技術者としてわかっていたが、手戻り作業はしたくないからと、問題が発覚した時点で直さず、そのまま工事を進めた結果なのだが、技術者として発覚時に対処するという基本ができず「会社の損害」「自分の立場」を優先してしまうのが実状だ。。。

こんなことは誰の心にもあることだから責めても仕方ない。。。

身近なところでは車の当て逃げ事故などがそうであろう。。。

バレなきゃOK!

これから技術者となる若者には。。。

「さて、あなたはどちらを選ぶ?」を問うこととなる。。。

周囲の目を気にせずにダメなものはダメと言える?

このお爺ちゃんから言わせてもらうと。。。

「施工不良のまま造ったことは一生自分の心にトゲとして残り続ける」である。。。

このお爺ちゃんが、なぜこれまで周囲と対立しても、周りの目を一切無視しても、ダメなものはダメだと言い続けたか???

その基準は「もし自分が社長だったら何がベストか?」を常に考えていたからだろう。。。

自分の経営する会社で不正があったら?

自分の経営する会社で違法行為があったら?

全ては社長が責任を取らなければいけないだろ?

常にそこの立場に自分がいたらと考えて行動することは大切なことのように思う。。。

さて、そんなことを書いた著書を出版している。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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土木白書No.12:高速道路会社NEXCOの違法残業300時間を訴えてみた

私は長いこと高速道路会社の施工管理員をしていた。。。

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本と渡り歩いた。。。

いずれの会社でもそうであるが、どこの事務所でも不正や違法行為ばかりで嫌になって辞め土木業界から足を洗った。。。

今回はその中でも酷かった違法残業を取り上げてみよう。。。

高速道路会社各社の共通事項であったのが違法残業。。。

これは本当に酷かった。。。

月に100時間が過労死ラインなどと世間ではいうが、NEXCOの工事事務所で100時間は定時だった。。。

酷い時には200時間で凄まじい時など300時間で1ヶ月間ほとんど寝てないという状況で仕事をしていた人もザラにいるから恐ろしい。。。

私も”200時間程度”の残業にはよくお付き合いをしたものだ。。。

一度だけ元請会社である建設コンサルタント会社に200時間の請求書を送りつけたことがある。。。残業200時間。。。残業代金100万円。。。とかいて。。。(笑)

私の場合は契約社員でお金が貯まると旅行に行ってしまうので毎回長くはその残業のお付き合いをしなかった。

ある時、私はお金が貯まったので半年間、南米一周旅行をした。。。

帰国してしばらくすると旅行前に在籍していた工事事務所で建設していた新たな高速道路が無事開通の運びとなったということで私のところにも開通式の案内状が届いたので参加した。

そこで聞いた話がビックリ!!!

開通前には NEXCO職員と建設コンサルタント会社の人たちとで残業300時間くらいをやっていたというのである。。。

もちろん違法残業であるから会社には請求せずにサービス残業として。。。

建設コンサルタント会社の社員と話しをすると「コンビニのバイトより酷い金額だよ」である。。。

これが日本だ。。。

私は日本の会社文化が大嫌いだから、こいつらに鉄拳を。。。

これ以前に NEXCOは社員が過労死しており、その遺族の方々には「もう二度とこのような・・・」などと言っている。。。

私はその遺族の方に手紙を送り、NEXCOの実態を。。。

幸いなことに遺族の方が返信くださったのでその文面をそっくりNEXCO3社の社長に送りつけ、違法残業の是正を促した。。。

こんなことは NEXCOの前身の道路公団時代から延々と半世紀以上続くことなのだが誰も内部からそれを是正するものがいなかったのだ。。。

これにより NEXCOは違法残業代金を社員に支払うことに。。。

私の横で仕事をしていたNEXCOの若手社員が500万円近くの金額を受け取った。。。

1人の若手社員でその金額だから全社の社員ともなると相当な金額がこの時NEXCOは支払ったのだと容易に想像できる。。。マスコミにも知らせずに(笑)

しかし、問題はここではない。。。

なぜ半世紀にもわたって、こんな違法残業を放置していたのか?

そこに全ての日本が抱える問題がある。。。

このお爺ちゃんが3社の社長を脅し上げるような手紙一つ送りつけるだけで、こんな違法残業に終止符が打てるのに・・・である。。。

日本人の「まわりの空気を読む力」これは全く無駄。。。

ダメなものはダメであるべきなのだ。。。

どうだろう周囲の人たちに随分と批判されたが、これを私がやったお陰でその後NEXCOで違法残業が無くなったのだ。。。

これの影響は計り知れないほど大きい。。。

まず嫌なのにやっていた若者が嫌な違法残業から解放されるだけで離職率が随分と減るはずだ。。。

家庭崩壊率も若干は減るだろう(笑)

そう考えると私の行ったことは数十億円規模の利益をNEXCOにもたらしたはずだ。。。

本来ならば内部の社員がそう考えて内部から是正しなければいけなかった・・・

まぁなんだ。。。

それこそが私の嫌いな日本社会なのであるから仕方ないが。。。

私などは基本、日本人嫌いであるから、日本社会に対して、言いたいことを言って、やりたいことをする。。。

そんな人間も1人いても良いだろう(笑)

今まで半世紀以上に渡って、数万人がそんな違法残業をしていて黙っていた。。。

ついにここで1人のお爺ちゃんが「その違法残業止めろ!!!」と言った。。。

これでこれから働く人がハッピーならそれで良いじゃないか(笑)

このお爺ちゃんが若者に言えることと言ったら。。。

Stand  and fight!

職が失われても、そんなことはどうでも良いから、まずは戦え!!!

それができないようなら、一生、人の影で小さくなって生きてろ。。。

不正に身を染め、違法に身を染め。。。

それが一般の土木業界人であるから。。。

ちなみに私が在籍していた建設コンサルタント会社の社員も、もちろんNEXCO社員と席を隣り合わせて仕事をしていたのであるから、同様に違法残業代が支払われて当たり前なのだが、全くそれはされなかったとのことで。。。

いったい、誰が建設コンサルタント会社になんか今後就職するのだろう???

皆さんも、何が良いことなのか?よく考えて行動してくれ。。。

NEXCOなど、これまで半世紀以上にも及び違法残業をしてきた。。。

それを、こんなお爺ちゃんに各社社長が手紙で脅されて是正だ。。。

こんな話しが永遠に残るのだ。。。

途中で誰か一人でも内部から是正しようとして立ち上がっていたら、このお爺ちゃんが出る場面などなかったはずである。。。

それをお爺ちゃんから指摘され、是正し、世間にそれがバレて。。。

これでは会社の信用など得られるわけがないではないか?

だってそうであろう、この組織は内部で不正や違法行為があっても内部からは自浄能力が全くないことをここでも証明されてしまったのだから。。。

NEXCOは違法残業ばかりではなく、その他にも。。。。

そんなことを著書で書いてみた。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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土木白書No.11:高速道路22世紀も有料って?22世紀?その時誰が道路に車を走らせている?

高速道路は2115年まで有料だと決まったようだが、、、

これは本当に笑える冗談だ。。。

NHKさんのニュースから少し抜粋して記事をお借りして。。。

この試算は笑えるだろ?

まずは、その頃の日本の人口は?

三井住友DSアセットマネジメントさんの資料をお借りすると。。。

5千万人前後らしい。。。

次に自動車の保有台数を三菱総合研究所さんの資料で。。。

この割合で2015年までいくとどうやら4万台くらいだが、残念ながらここには空飛ぶ自動車予測が含まれていないから予測自体が???である。。。

そこでBBT大学院さんの資料を少し拝借して。。。

今世紀半ばには間違いなく運用されるのが空飛ぶ自動車であるとわかる。

そうなると。。。

2115年。。。

人口は1億2千万人から5千万人に減って。。。

道路に走る自動車など無いのかもしれない。。。

2115年まで高速道路有料と言われても。。。

その時代にいったい誰が高い高速料金を支払って道路など走っているのだろうか?

高速道路代金で賄うならば。。。

人口が半分以下で利用車両は???ほとんど見込めない時代において。。。

高速道路料金って???

今の数十倍の料金を支払わなければ借金の返済などできるはずはない。。。

そもそも「現在」高速道路会社が更新に必要だといっている金額の1兆五千億円。。。

老朽化費用の6兆8千億円。。。

こんな見積りは「今」の金額である。。。

50年間でこれが数倍になる可能性の方がずっと高い。。。

物価高・人手不足による人件費の高騰。。。

そもそも全国にこれだけ過剰投資した道路など直すだけの人が確保など不可能だ。

当然、今後も益々借金に借金を抱え続けて、その先に待ち受けるのはインフラの崩壊。。。

素人が考えてもそれ以外の未来は描くことはできない。。。

要するに全てが絵に描いた餅である。。。

再三言うが道路インフラは将来の借金の元本でしかない。。。

そもそも、こんな狭い土地しかない日本でこれほどまでの道路インフラなど狂気の沙汰だ。。。

そのうちみんなが空を飛ぶようになったなら未来の子供たちは「なんでこんなに邪魔な道路がいっぱいあるの???」「なんで使わない道路の借金だけ私たちが支払い続けるの?」と大人たちに質問するだろう・・・なんで???

私の暮らす大町市でも新たな大型道路を作ろうとしているが、呆れることに、その大型道路は制限速度は60キロ、現道と距離は変わらない。わずか九キロの距離。当然現道と比べて時間の短縮はゼロ。そこにこれから6百億円かけて造って、それに毎年維持費を数千万円かけるというのだから、この国はもう借金地獄で終えていると言って良い。

なんで政治家は「道路」「道路」「道路」なのだろう???

22世紀を見越した政策のできる政治家が1人でもいたらこの国の形も少しは変わるのだが?

そんな土木業界の不思議や不正、違法行為の数々を著書にまとめた。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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土木白書No.10:八郎山トンネル覆工コンクリート厚不足は官民共にお粗末

官民一体のとんでもない施工不良が発覚した八郎山トンネル。。。

産経新聞さんの記事をお借りして。。。

昨今の施工不良はまぁ当たり前の土木業界。。。

私もトンネルの施工管理を過去にしていたのだが、全くこの施工不良を何故そのままにして現場所長は施工を続けたのかが???

現場で実際にやっていた人間からすると正しく???

これから私が書く内容を読んでもらえたらわかるが誰もがこの施工不良を放って置けたのか???となるはずだ。。。

ここ20年間で現場を調査する機器がもの凄く進歩している。

このようなコンクリートの厚みなど施工後であろうとコンクリート厚探査装置で簡単にわかってしまう。

コンクリートの厚みもコンクリートと土の間に空洞があるかないかも一発で事後検査可能なのである。

これがあるからこそトンネル工事では掘削時に最低限のコンクリート厚さを確保するだけの余裕を持って掘るのが当たり前なのである。

そしてトンネルなどは完成検査で良いところだけを確認して合格となっても、その後毎年のように維持管理でコンクリートにクラックがないかなどを調査し、場合によっては全断面の厚さを調査したり裏に空洞が無いかを調査するから遅かれ早かれ施工不良は「バレる」のである。。。

こんなことは施工しているものなら誰もが理解している・・・

いずれ「バレる」ものをやり直さずにそのままにして検査を受けるのはこのケースだと施工者側に立って物事を見てもまずあり得ない事象であるから???なのである。

以前にも元請業者と下請け業者が喧嘩した?とかで下請け業者がトンネルの厚さが不足しているところがあるといって発注者にチクったのが元でやり直しをくらったケースも全国であるが、そんなケースでも30センチのコンクリート厚さが25センチだった程度であるが、今回はそれが3センチだというのであるから呆れるというか、それを放置できる神経は逆に凄い。。。

何故なら、トンネルは施工後にもし湧水があり水でも漏れてきてたら漏水対策などでコンクリートにアンカーを打ち込むこともある。(もっとも、現在の施工法だとコンクリートと地山の岩の間に漏水シートを一面に張ってからコンクリートを打設するので漏水はおきにくいとは思うが)それ以外にも電子機器を取り付けるとか、照明器具を取り付けるとか様々なことが施工後、完成後であってもアンカーを打設して何かを取り付けるなんてことは普通に予測できる。

そんな事後のことを考えたらアンカーも打ち込めないような厚さで完成させるなど施工業者の立場から見ても考えられないことなのだ。

・・・と思ったら・・・

どうやらその我々土木業界の常識も和歌山では通用しないようで・・・

ここでの最大の問題点はその施工不良にあるのではなく、17件もの物件を過去に施工してきた現場所長が行った行為であり、おそらく過去の現場でも同様であっただろうと容易に想像できることと、現場を完成後にその施工不良がバレないと思っていたのならそれこそ大きな問題である。

普通であれば将来自分が施工した物件がどのような検査を受けるから、その検査に通るだけのものを作らないと施工不良な現場をなんとか完成品として発注者に一旦は納品しても後々にはバレて全て水の泡。。。なのだ。。。

まずそこを理解していないかのような今回の施工不良はどう考えてみても???

今、流行りの自動車メーカーの検査不正などは、内部からのチクリでもないとわからないから不正をやるのであるが、このトンネルのコンクリート厚さ不足は、事後に簡単にその施工不良がバレるのであるから、呆れるよりない。。。

これを例えて言うならば。。。

泥棒に入るのに、入る場所には多数の防犯カメラが備え付けられており、さらに加えて遠隔でその場を監視する監視員が付いているような場所に、ノコノコと泥棒に入るお粗末な泥棒。。。

今回の施工業者はそんな泥棒並みの会社であるということで本当にお粗末。。。

次に県の土木部の検査対応も呆れてものもいえないレベルだ。。。

私がトンネル工事の施工管理をしていた時など発注者からの依頼でほぼ全日ゼネコンさんの仕事が適正に行われているかを現場に張り付きで監視していた。

これが和歌山県のレベルで見ると、全く現場など見ていないに等しい内容の調査報告であるから呆れるよりない。。。

「現場は施工業者に任せておけば大丈夫」

今はそんな現場は一つも存在しないことをまずは理解しておかないといけない。

昨今はあらゆるゼネコンが先輩からの技術の継承がなされていないのが現実で、私も施工管理をしていた時はゼネコンさんが造ったコンクリート構造物が基準値から外れていて壊してやり直しを指示したことは一度や二度ではない。。。

和歌山県のしたことは、明らかに職務怠慢で施工不良による補修費用の一部など県で負っても不思議ではないくらいの怠慢さだ。

昨今のトンネルではコンクリートに繊維を入れて打設するものもある。

萩原工業さんのカタログを拝借するが。。。

こんなチップをコンクリートの中に入れるケースもある。。。

その場合など、おそらくは発注者の誰も知らないとは思うが・・・

私が施工管理をした現場ではたいへんその扱いが難しかった。。。

このチップは予め工場で入れられて来るのではなく、現場に生コン車が到着してから、生コン車に現場で投入して生コン車で再撹拌してから打設するのであるが、打設前に現場で投入前検査として、撹拌した生コンが所定のスランプかどうかを確認する。スランプというのは要するに生コンの柔らかさだと思ってもらうとわかりやすいが、水分量が多いと生コンは柔らかくなるし、その逆だと固くなる。コンクリートはその打設箇所によってそのスランプが決められている。

私が施工管理していた時など酷いもので、現場で繊維を投入して撹拌したら数台に一台がスランプの規定値の範囲内に収まらず私から「不良ですから工場に戻してください」と言われて現場で打設直前なのに返品となったケースが多々あった。

おそらくこんな厳格な施工管理をしていたのは全国でも私の他には数人?だけだろうから、ほとんどの現場では不良品をそのまま見逃して、「まぁいいや」と返品もせずに打設した現場など数限りなくあるはずだと容易に想像できる。

生コン車1台返品だとそれだけでも10万円以上の損失だからなおさら返品は業者からしたらきつい。。。

それを顔色一つ変えずに私は「はい返品」としていた。。。

施工業者がはっきりと私に〇〇県が発注者だったら検査も立ち会わないから返品など無かったのに・・・と嫌味をいわれた記憶がある・・・

もしも私が施工管理員としてその場に居なかったなら施工業者はスランプなどいくらでも改ざんしてデータ作成など容易に出来てしまう。それで施工業者が平然としていられる理由は簡単だ。スランプ試験が通ってコンクリート打設が終われば、その後あるのはコンクリート強度試験用に採取したテストピースによる強度試験しか残らない。

そしてこの強度試験ではおそらくスランプで多少規格値から外れたコンクリートでも強度自体は全く問題がないくらい高い数値が出る。このことに自信があるから施工業者はスランプが多少悪くても改ざんなどしてしまうというストーリーである。

普段コンクリートのテストピースによる強度試験を行えば設計強度の2割り増し、3割り増しの強度が当たり前に出るから多少スランプが悪い結果であっても強度は出るから問題ないじゃないと施工業者は誰しも思っている。

まぁここらは自動車業界と土木業界とで変わりない。。。

要するにこの試験が不正であろうと通ってしまえば完成品となった時点でその完成品の制作過程での試験の良否や有効性など全く関係無くなるという考えだ。。。

施工業者がいうように県や市町村レベルでは立会検査も無いか、あっても良いところだけ役人に見せて終わりにするなど検査などザルに水を通すくらいに楽なのでおそらくは不良工事のオンパレードなのであろう。

それが現実で和歌山県などは現場所長など県は見ないことを前提に全てを進めているのだから不正をやったのは施工業者であるがそれをやらせたのは発注者であるとはっきりと言える。

こんなことがあるから和歌山県などの現場へ出向かないといった検査嫌いは施工業者からしてみれば「不良品をお使いください」というお墨付きを得たに等しいことなのである。

加えて施工管理はコンクリート打設前に必ずコンクリートの型枠と土の間に30センチ以上コンクリートが入る隙間があるかは絶対に測る。。。

大概の業者はその時に厚みが不足してたら、型枠をセットしてから手戻り作業となるのでたいへんな損失になるから、掘削時には相当余裕を持って掘削することとなる。

余分に掘るからコンクリートが余分に入る。私が施工管理をしていた現場では例えば設計では30センチの厚みで当日のコンクリートの打設量は計算上では70立米なのに実際にコンクリートを打設してみたら100立米のコンクリートが入ったなんてことが数多くあったくらいだ。

和歌山県など現場へ出向くのが嫌いな官庁でも、トンネルなら日々のコンクリート打設量などの日常管理くらいはメールでもなんでもできる範囲のことなのであるから、全く現場はみません、日常のデータも見ませんは発注者としてはあり得ない行為だ。

日常管理データなど施工業者がごまかす可能性があるのなら生コン会社に直に当日出荷量の生データを県に送るような仕組みだけ作っておけば済む話しだ。

おそらくこのケースだと当日打設量が設計上では70立米であるはずの打設量が実際の打設量は40立米しか出荷が無かったとかが生データが残されているはずだ。

この話しをすると当然誰もが疑問に思うだろうことが浮上する。。。

設計数量より少ない量しか打設できなかったはずなのだから、コンクリートの納品伝票はどうしたのだろう?と。。。

普通に考えたら施工業者に頼まれて生コン会社が偽装工作をして偽の伝票を作ったということとなる。。。

設計数量が例えば70立米だとすると、それに応じて朝の打設開始時間から終了時間までだいたい均一の時間間隔で少なくとも設計数量より多い80立米くらいは打設するのが常識の範囲なので、そんな間隔で現場に納品したという伝票は不可欠だから。。。

真相はわからないが、これだけ多くの場所で厚み不足が確認されているのだから、伝票などまともに揃うわけはないはずだ。。。

ここらにも業界の問題点がある。。。

施工業者に頼まれれば改ざんに協力してしまうという最もやってはいけない協力というやつだ。。。

今回の真相はわからないが、施工業者と生コン屋とか施工業者と下請けとかの力関係で元請会社からの頼まれごとは断れないという日本人的な暗黙のルール。

今回、もし生コン屋が施工業者に頼まれてそれをしたとなると、生コン屋からしたら、契約数量より少ない数量しか納品できなかった上に改ざんまでさせられて、挙句のはてに調査対象とされたのでは泣きっ面に蜂である。。。

今回の施工不良は私など現場を見てきた人間からすると発注者も施工者もお互いにどうかしているといって呆れるよりない。

今はこんなことが全国で行われているのが実態なのだが、こんな事件が起こっても私などは「今の日本の実力では当然起こる事件だな」と変に納得してしまうところが我ながら情けないやら悲しいやら怖いやら・・・

既に日本の一般的な土木屋の技術など信じるに値しない。。。

そんなレベルにまで日本の技術は低下してしまった。。。

日本全国で怪しげな建造物がどんどん出来上がっている。。。

「土木の技術立国」などという言葉は今は昔である。

私が渡り歩いてきたいくつもの建設コンサルタント会社と建設コンサルタント会社に仕事を依頼した発注者・・・そのいずれでも・・・どこの事務所に行っても・・・不正に身を染めていないところは皆無だった。。。

そんなことを著書で書いてみた。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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メタボ対策:鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳登山

この最盛期にゲストハウスは暇😪

他の宿は満室🈵

うちは迷惑キャンセル続きで。。。

連泊入れておいてのキャンセルが多く。。。

商売にはならないのがゲストハウス。。。

今年も赤字で所得税など払う余地はない。。。

さてさて、暇😪なんだから登山に行こう!!!

前日予約で冷池山荘を。。。

柏原さんが営む山荘。。。

柏原家は家の名前を冠する登山道「新柏原新道」の柏原家だ。。。

現オーナーの柏原さんは私がこのゲストハウスをDIYで改築している際に何度か陣中見舞いに来てくださった。。。

そんなこともあり、我がゲストハウスは登山口までの送迎サービスをしている。。。

他の市内の山小屋の針ノ木小屋とか烏帽子小屋とか船窪小屋などの方々も毎年泊まりに行くので知り合いが多い。。。

私は太り過ぎで昔のようには歩けない。。。

よく体力に応じた登山をと言われるが、この鹿島槍ヶ岳などは私の体力では当然アウト!

なのだが、まぁなんだ。。。

ボチボチ進めばなんとかなるだろうくらいの気持ちで。。。

コースタイムでの歩行は無理なので。。。

テクテクと。。。

花でも見ながら。。。

種池山荘にゆっくりとたどり着く。。。

そこに温泉郷のカフェひのきのオーナー夫婦と偶然ばったり。。。

夫婦が何故か?持っている雷鳥さんを道標に置いて記念撮影・・・

ここからが苦行の始まりで。。。

花畑の横を通って爺ヶ岳へ

これほどの登山者は久しく見なかったが。。。

ゲストハウスは全くお客さんが来ないが、観光も回復傾向にあるのだろうか?

眼下に木崎湖が綺麗に見えた。。。

早々に小屋に向かう。。。

鹿島の山頂は見えず。。。

小屋でしばし寝転がって。。。

夕飯を。。。

食べたら寝る。。。

翌朝5時から鹿島槍ヶ岳の山頂を目指す。。。

下界は雲海に沈んでいる。。。

この日は後方の剣岳も綺麗だ。。。

遠方には富士山、木曽駒ヶ岳、北岳が。。。

槍ヶ岳や奥穂も。。。

苦しいけど、、、

癒やされるのが山。。。

帰りの種池山荘では柏原さんの息子さんがピザを焼いている。。。

これを食べたら下山。。。

楽しい夏の日の思い出となりました。。。

ゲストハウスのキャンセル日の過ごし方でした(笑)

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土木白書No.9:官製談合に接待漬けの役所と談合組織

いまだに官製談合や談合が止まらないがこれなど「永遠に不滅」なのだろう(笑)

千葉日報さんは忙しそう。。。千葉県は活発なのかも(笑)

これは一般の人は「なんだ接待まで受けて」とかで接待や金銭の授受に目が行きがちだが、少し見方を変えた方が良い。。。

いくら接待して入札の金額を役人から聞き出しても、それだけでは入札で受注はできないということをまずは理解すべきだ。。。

接待までするのだ。。。

当然儲かる仕事をするってことだ。。。

だったら入札には当然の如く競争相手がいて然るべきである。。。

しかし、その競争相手が不在で接待した業者がその仕事を取っているとなると。。。

その地域では当然の如く、その接待した業者に仕事を譲るといった有難い談合組織があるのでは?

そうでもないと接待しての受注は成り立たないはずだし。。。

例えば一億円の工事で、役人を接待して入札金額を聞き出した業者が9千五百万円で入札の札を入れても他社が9千4百万円だったら接待しただけ損である。。。

そうなっていないということは、業者同士の話し合いでどこも競合しないという地域の同業者同士の話し合いが出来ていると考えるのが普通だろう。。。

素人は接待までして云々というが、私など経験者からしたら、一回の入札で数十万円の接待で落札予想金額を聞き出せるのなら安いものである。。。

なぜ?

だってそうだろう?

金額がわかればわざわざその工事のための積算を自分でする必要がなくなるのだから。。。

役所はこの入札に伴う施工業者の落札金額の積算の費用などは払ってはくれない。。。

意外とこの積算に要する費用は大きく、今回の記事の接待費よりは高いものだ。。。

また、この物件に談合だと気がつかれないようにとつき合いで応札する他の施工業者もいるとすると、付き合う彼らも積算などせずに落札業者から言われた金額で応札すれば済むのであるから楽なお付き合いである。。。

こんなことで貸し借りを作って「次に我が社が取るときにはよろしくお願いします」となればしめたものである。

夏の退屈な夜など、、こんな土木業界の裏を読むのもまた良いのかもしれない。。。

このブログは間違いないように願いたいが、もちろん私の妄想である。。。

今日のニュースであるから私がその事件の裏をとったりして調べて文を書いているわけではない。。。

妄想で「こうなんだろうなぁ〜〜〜」と思っているだけ。。。。

30年以上前に私が談合屋だった時は「競輪で金が無くなった」と泣きついてきた役人がいたなぁ〜〜〜と(笑)

私の時は接待などせずとも普通に役所を訪ねれば役人が落札金額を教えてくれたものだが、めんどくさい世の中になったものだ。。。

そんな色々な土木業界の裏を書いた暴露本を出版

これ読まずして土木業界語るなかれ

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土木白書No.8:職場のパワハラなどチクれば解決

最近よく職場のパワハラなどのトラブル報告があるが、私も現役の頃は普通にあった。

高速道路会社の施工管理員として建設コンサルタント会社に契約社員として雇われていたのだが、高速道路会社の人などは本当に口が悪かった。。。

「死ぬ気でやれ!」

「馬鹿かお前ら!」

なんてのは当たり前で、知り合いが打ち合わせ時に証拠として録音してたのがバレたら脅し上げられたりもしたようだ。。。

NEXCOで施工管理員をしていた経験者に聞いてみてくれ。。。

NEXCO社員の暴言がたくさん聞けるだろうから。。。

そんなのがまぁ普通で日常だった。。。

私は私自身に火の粉が掛からなければ無視していたのだが、ある事務所で私自身にも飛び火してきたので頭にきて早々にNEXCOのコンプライアンス委員会にチクって課長に態度を改めてもらった。。。

私などは相手が発注者だろうと、雇われた先の建設コンサルタント会社の社長だろうと関係なく嫌なことは嫌だと直ぐに言って是正してもらっていた。。。

その度に日本の会社文化の悪しき慣習に踏み倒されたが。。。

課長をチクって態度を是正してもらったのは良かったが、その時ペナルティを受けたのは課長ではなく私だった。

NEXCOから申し出の通りパワハラの行為がありました云々と謝罪を受けたが・・・

その後、その事務所から追い出されたのは私だった(笑)

まぁこれが日本文化だ。。。

NEXCOも建設コンサルタント会社も私にパワハラだと訴えられたことで、NEXCO社員がその後そのような態度が無くなり良いことだらけなのに、処罰は訴えた私が受けるのだから恐れ入る。。。

そもそもNEXCOが認めたということはコンプライアンス委員会が多数の人に事情聴取して確認して、こちらに謝罪するのだ・・・ということは・・・誰もがそのパワハラ行為を見て知っていたということの証明でもある・・・

なんで外部の私に指摘される前にNEXCO内部でその課長に何も言わないのだろう?

まぁそれが日本社会だ。。。

誰もが見猿🙈言わ猿🙊聞か猿🙉

笑っちゃうが、NEXCO事務所の課長席に行く途中の廊下にはパワハラ防止のポスターが飾られていた(笑)

この時は課長だけでなく新入社員までも課長に釣られるかのように日に日に口が悪くなっていた。課長が見本なのだから部下もそうなるという良い事例だ。。。

私は一回「なんでNEXCOの何も知らんような新入社員にグダグダと文句言われにゃあかんのや!」と会議の途中で出てきたこともある。。。

その後にコンプライアンス委員会に訴えたのだが、こんな連中にはキチンと白黒つけて「お前らアホか!」と言ってやれば良いのだ。。。

・・・と言っても・・・

どうやら周囲に聞くとそれが出来るのは私だけのようで・・・

確かに・・・

私などはその後に事務所を追い出されても大して懲りてはなく、次の現場でもまたもやNEXCOや建設コンサルタント会社相手にやり合っていた。。。

正論を正論として言ったら日本の会社では仕事を干されるようなのだが、仕事など干されてもダメなものはダメと言い続けて私などはここまできたが、あまりに土木業界は裏がありすぎて嫌になってやめた。。。

仕事がない時など丸1年間、席に座っていただけで年収1200万円。。。

そんな美味しい土木業界の仕事でも嫌なものは嫌で。。。

ゲストハウスは毎年赤字。。。

でもその赤字のゲストハウス暮らしの方が人間的な生活があるから好きだ。。。

金が無いから自給自足の農作業もしないといけない、、、

嫌な客にも頭を下げないといけない。。。

冬の暖房のために一生懸命薪を集めたり。。。

それでも赤字なのだが。。。

会社に雇われて、不正や違法行為や人間関係の醜さを見るよりはよっぽど良い生活だ。。

NEXCOの施工管理員をしていた頃は事務所内でNEXCO社員はもとより、同僚の建設コンサルタント会社の社員がノイローゼになって退職や休職となったケースが多かった。。。

そんな土木の嫌なことをまとめた本がこちら

「これ読まずして土木業界語るなかれ」という業界暴露本

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今日は雨☔️昨日掘ったジャガイモでサラダを

今日は朝から雨☔️

家の中で過ごす。。。

真夏なのに肌寒い。。。

昨日掘り起こしたジャガイモでサラダを作ることに。。。

あまり豊作ではなかったが。。。

小さなものをシチューに入れて。。。

残りをサラダに。。。

バジルときゅうりも昨日採ったのを使って。。。

バジルとジャガイモのサラダの出来上がり。。。

今年から畑をやり出したら、毎日野菜生活だ。。。

もう少しで畑の野菜も終わりそうなので、また新たに秋野菜を植えないといけないのかもしれないが、、、

けっこう畑仕事は耕すところからだとやる気が・・・問題・・・

ちょっとの努力なのだが・・・

そのちょっとが・・・

何をしてもめんどくさい私には問題。。。

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土木白書No.7:土木資格は誰でも取れる。裏を返せば無知な技術者ばかりな現場。

土木の場合、1級土木施工管理技士という資格を持っていれば大概の工事で万能な資格として現場を任される立場と「なってしまう」

この「なってしまう」が怖い話しなのだ(笑)

私も土木に転じてからこの資格を所得したのであるが、こんなものは受験前に1週間過去10年間の問題集を集めた本を買ってきて丸暗記すれば受かってしまう。

その資格が取れればどんな現場でも監理技術者として責任ある立場となって働くことができるのであるが、これは誠に恐ろしい話しで、技術的なことも知らない、経験もない、そんな人間が現場監督や現場所長として現場に就いてもろくなことはないに決まっている。

私は数多くの大手ゼネコンさんの仕事を管理する立場で今まで仕事をしてきたが、今や大手ゼネコンが現場に送り出している「現場の技術的なことを専門に扱う監理技術者」ですらその技術に????である。

工事が始まる前には必ず工事の施工計画書をゼネコンは提出し、それを発注者が承諾してやっと工事が開始となるのであるが。。。

彼らから提出された施工計画書などまるでダメ。。。

場合によっては私から100枚ほどの付箋を貼られて戻すような計画書が提出されてくるから呆れ果てるばかり。。。

100枚の付箋も誤字や脱字ならまだ良いが。。。

内容が現場の状況を全くわかってないとか、この通り施工すれば事故になるとか、そもそもこの計画では施工不可能だとか、安全対策は労働基準に違反しているとか、、、

そんな施工計画を書いて持ってくるのが1級土木施工管理技士を持った有資格者である。

国家資格などというものは、私からしたら1週間丸暗記のための努力した証にはなるが、土木技術を知っているか?現場を任せられる知識があるか?とは全くの別物である。

恐ろしいことに今では何も知らない建設会社の事務員さんに勉強させて現場など見もしない事務員さんがそれら資格を取っている会社も多数ある。

なぜそんなことを?

会社にとっては1級土木資格者〇〇名在籍というのが会社の実績として欲しいのだ。。。

私も経験があるが、資格を取ったら次の年から大きな区画整理組合の現場に組合側の立場の人間として名目は大手の不動産会社の社員として、ゼネコンさんを管理する立場である施工管理業務というのに就いた。。。

一緒に働く人は全部大卒者で不動産会社の人たちは6名が全て東大卒だった。。。

私はといえば。。。

高校は建築科で、それも不登校児で勉強はしていない。。。真の学歴は中卒。。。

資格はあるが、土木に転じて5年目でしかなく、それまでは町の小さな土建屋で働いていたという経歴しかなく造成工事などズブの素人。。。

それが前年に資格を取ったというだけで東大卒の人たちと席を同じに仕事に就いて、それまでの町場の土建屋の倍の報酬を得て業務ができてしまう。。。

資格というものは魔物である。。。

世間の人たちは資格があるのだから「一流の技術者」と思う人もおられるが。。。

大半はズブの素人だと思ってもらえば間違いない。。。

私も高速道路会社の施工管理を長年やったが、同僚として建設コンサルタント会社から送られてくる人たちは間違いなく有資格者なのだが、それら有資格者で現場で使える人などせいぜい2割程度だった。。。

経歴書を見ると土木の世界で20年、30年と経験はあるが、ゼネコンさんの仕事を現場に見に行っても私が「ここはダメ」とダメ出しをするような施工箇所を彼らは平気で見逃してきてしまうから恐ろしい。。。

一度など若手の施工管理員が現場でOKを出した構造物を私がその後見に行ったら???

オイオイ???寸法が違う???

ゼネコンさんに「設計図見せて」というとあっさりとゼネコンさんが間違いを認めて、せっかくコンクリートを打設したものを全て取り壊すことに。。。

ゼネコンさんからは「あんたが来なければ直さずに済んだのに」と恨み節を言われた。。。

こんな人たちがゼネコンさんから提出される施工計画者をチェックしても、ダメ出ししなければいけない箇所がたくさんあるのに全く付箋のひとつも貼られていない。。。

はっきり言ってこの資格などは制度自体見直さなければ全く機能不全なものである。。。

先日こんなニュースがあった。。。

要するに、こんなものは机上で経験無い高校生でも取れる。。。

数年後に経験を積んで実技試験とあるが、この学科試験内容くらいの理解力があれば実技試験など素通りするくらいなレベルの試験。。。

人を採用するのに「資格」など実際問題無意味だ。

現場では実務ができる人間が欲しいのに「資格」があるからといって現場にその人間を送られても何の役にも立たないことは明白。。。

私は公園などの造成や街路樹の施工管理もしていたから1級造園施工管理技士などの資格もあるが、自慢ではないが木や花を見せられてもそれが何という木なのか?何という花なのか?全く知らない。

1級造園施工管理技士などという大した資格の名前であるが私など造園に関しては全く無知である。。。実態はそんなものである。。。

なぜこのような資格が必要か?

こんなものは政府の体裁でしかない。。。

私の場合はこの資格だけで生きてきたからあまり悪くはいえないが。。。

学校を不登校で過ごし、社会に出てもまともに働いていなかった私が資格を取ったら月収百万円の土木施工管理員として現場に雇われていた。。。

世の中そんなものである。。。

著書ではそんな内容も書いてみた。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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