寒いなと思ったら北アルプスはまさかの降雪
有明山のような低山までもが雪で・・・
田植えも終え、鯉のぼりもそろそろ片付けようかという時期に・・・
そんな寒さを感じる日に・・・
ゲストハウスの床暖房用ホースを昨日まで溝堀した床板に敷設してみた。。。。
少し溝が深かったと反省。。。
余分に空いた空間と床板の穴が空いてる部分は発泡ウレタンで埋めることにした。。。
こんなのだけど、これも断熱材として使えるもので、床暖房用のホースのように熱いものに接しても100℃程度では燃ない。。。
私の場合はお金が無いからこんな事をしているのだが、全国でこんな事をする人はいないので、、、
まあ。。。これを真似する人は皆無だろう。。。
普通の人は床暖房と言えば数十万円の床暖房用パネルを設置して、電気なりガスなりで・・・
それに対して、このゲストハウス餓鬼大将は薪ボイラーで大工さんが廃棄する無料の建設廃材を利用して必要最小限のポンプで送水する仕組みである。。。
熱源が無料の廃材でと言うのがミソ。。。
そりゃ多少の手間はかかる・・・・
でもみんながみんな手間を惜しむ生活ではこの地球が持たない・・・
1人でもエコというものを考えて生活をせねば・・・
ゲストハウスを通じてたとえ1人でもエコについて考えを持つ人が現れたならと思う。。。
ちなみにエコであると同時に低予算でもある。。。
床暖房用ホースが150mで3万円程、ホース内のお湯を循環させるポンプが7万円、設備屋さんの薪ボイラー内の配管とそれへの接続代が10万円程、、、、
これをメーカーの床暖房パネルでやろうものならこの3倍以上の予算をみないといけない、、、
何が高いかって、、、
年々資材は高騰、、、
人件費は高騰、、、
こうなると、益々、DIYが田舎では増えるのかな???と思う。。。。
囲炉裏の周囲と和室の中央部に床暖房を這わそうと言う試みで・・・
解体屋さんから蔵を解体した時に発生した古材を使って今まで床を仕上げて来たのだが。。。
この床暖房をするために蔵から出た厚い板が必要だったのだ・・・
床板に床暖房用のホースを這わせるためにはある程度床板に厚みがないと出来ない芸当である。。。
これがその床暖房用ホースなのであるが外径が13mmあるから、ホースのために床には少なくとも15mm以上の溝を掘らねばならない。。
それをするのが溝堀機・・・
まずは直線部はこれ
これは上手く出来ており、右の写真の通り刃が斜めになるカートリッジが市販されている。。。
これはどう言うことかというと。。。。
この斜めの角度を変える事により溝の幅を変えられるのだ。。。
なかなかどうして。。。
素晴らしい発明だ。。。。
続いてカーブはこれ
これは円形に溝堀をしたいならセンターに釘でも打って、その釘に紐でもつけて回転させれば円が彫れるという代物。。。
私は小さな鍋を置いて、その周囲をこれで円形に回しながら掘ってみた。。。
とりあえずはやってみて・・・
あまり見てくれは良くないが・・・
カーブにホースも入るし・・・
ヨシとしましょう😁
この日は朝から洋間の床に着手・・・
元々の床(最初の写真)の上に断熱材を置いて、その上に塩尻市の古民家を解体して出てきた床板を置く・・・
この床板も台所と廊下の床板同様にサイドに溝が掘ってあり、そのほぞ穴に木を入れ込んで板と板を連結させる構造となっている。。。
昔の大工さんは上手いものを作っていると感心させられる・・・
この日は同じ市内で古民家DIYをしているというフランス人がいると聞いたのでみに行く事に。。。
途中寄り道して・・・
中山で菜の花を・・・
その次に友達が今年から棚田をやっており、この日は田植えの準備をしていると言うので見学。。。
この小さな棚田15枚を今年やるのだそうだ・・・
東京からの移住者なのだが。。。。
本当に地元としては頭が下がる🙇
これは大きなことで、山の保水にもなるし、観光としても役に立ちます・・・
こういったところに街はお金を使ってやってくださいと・・・
おそらく収益にはならない大赤字の仕事だと思う。。。。
実はこの日訪ねたフランス人のフランソワさんの家の隣に見える古民家をこの友人が購入しておりよく知っていると言うので本日訪ねた次第なのだ。。。
この日は突然だったのでフランソワさんは不在だったのだが奥様がいて対応していただいた。
中はまだ手付かずで・・・
自分がDIYをしているので、、、これは大変なDIYだと直ぐに理解した。。。
この部落は山奥なのだが、棚田とこの集落地は北アルプスの眺めが良いことで有名だ。。。
フランソワさんも私の友人もここにお客さんを泊めたいと言うのであれば大いに納得できる話しではある。
この家の2階からの景色は最高によい
外にバーベキュースペースがある
いい感じ・・・
問題はいつできるか😅
市内には良いところがたくさんあるのだが。。。。
私も世界中を歩いて来たので言えるが、これほど観光資源に恵まれた土地って探すのが難しいくらいの街である。。。。
帰宅してトンテンカンテン
洋間だから上にベッドを置けば、こんな板でも大丈夫だろう。。。。
とりあえずは前進。。
早朝6時から・・・
トンテンカンテン🛠
身体もだいぶ慣れてきた・・・
3月まで契約社員でやっていたことはデスクワーク、、、
こんな現場での作業なんか数十年ぶりだ・・・
適当ではあるが、天井を張ったり、床板を張ったり。。。
よくやっている・・・と・・・自分では思う・・・
まさか還暦を過ぎてから全財産を注ぎ込んでこんなことになろうとは思いもしなかった・・・
私の場合・・・全財産・・・と言っても・・・前回の西アフリカ大陸縦断でそれまでの全財産を使い果たして・・・
それからわずかの期間で蓄えたお金が全財産なのだから・・・ここで使えるお金って・・・ほとんど無いに等しいけど😅
私の場合は旅行➡️仕事➡️旅行➡️仕事という人生で、言い換えれば、破産➡️蓄え➡️破産➡️蓄えの人生で、、、
要するに、行きたいところへのお金が貯まったら旅行に行って、お金が底をついたら帰国して。。。。
そんな人生だったってこと・・・
この日はとりあえず外壁の残りの細かな部分の板を張って・・・
なんとなく古民家へと建物を変身させた。。。
ちなみに私が購入した時点ではこんな感じの家だった。。。
ビフォーアフターで言うと上がアフターで下がビフォー。。。
なんとなく古民家っぽくなったで
私の住む棟の内部に、建物内部には不要な木戸が外されず残っている・・・
それをゲストハウス棟の1階のアクセントにどうかと思って移設してみた。。。
移設場所は洋間の入り口で囲炉裏から別棟へ行く廊下の部分。。。。
1間分もある木戸は今どき珍しい・・・
とりあえずこれを取り付けたらその前面の床工事ができる。。。
昼は作るのがめんどくさくて実家で・・・
実家にはコシアブラの木がある。。。
初モノをいただき午後の作業へ。。
どうです????この古材の素晴らしいこと
昔の小学校の廊下を思い出しました。。。。
この木の床の素晴らしさが誰もわからないのが残念なのだが・・・
このような古材を普通に廃棄している日本てどんな国だろう???
あまり素敵な国には思えない。