新着情報

日別アーカイブ: 2024年7月24日

土木白書No.6:国民を騙すNEXCOリニューアル工事

高速道路各社は現在リニューアル工事として工事を行なっているが、これは全く国民を欺いた詐欺のような工事で呆れるのだが政治家も国民の誰もが、騙されて税金を搾取されているのにも関わらず誰もこれに異議はない。。。

NEXCOリニューアル工事のテレビCM

この中にこんな写真がある。。。

これは損傷のある橋梁床版の下部の写真であるが、これを高速道路会社は写真の通り劣化・損傷としてリニューアル工事で修繕するのだと主張している。。。

これは全く国民を欺いた行為で呆れ果てる。。。

経年劣化であれば物理的に仕方ないことなので私も認めるだろうが、、、

この写真の損傷は、そんな損傷ではない。。。

明らかに、建設された時の施工方法や施工管理が悪くて起きた「施工不良」である。。。

本来なら橋梁床版の下部鉄筋であれば下図の通りで鉄筋の下に少なくとも3センチのコンクリートで覆う必要がある。。。最低3センチである。。。

NEXCOの写真を見ればわかりやすいが損傷として鉄筋が無惨にも露出しているが、明らかに最初から3センチ以上のコンクリートで覆われてはいない。。。

コンクリートがあるはずのところに無く、適正に鉄筋をコンクリートで保護していない。

そんな建設時の「施工不良」が原因で、無様に鉄筋が露出して錆びている。。。

これは建設当初の「施工不良」なのは明らかである。。。

これを税金と高速道路料金で補修する???

それはあり得ないだろう。。。

だってそうだろ?

「経年劣化」はどんな物質にもどんな建造物にも起こり得ることだ。。。

だからそれは国民も納得して税金で治さなければいけないだろう。。。

だけど「施工不良」は違う。。。

「施工不良」などというものは、それを造った施工業者か検査でその品質の悪さを見抜けないまま受け取ったNEXCOに全責任があるのだから、それを税金や高速道路料金を使って補修するなど私からしたら言語道断。。。あり得ないことなのだが。。。

それを日本人では政治家も国民も会計監査院も全てが「不問」として1兆円規模のお金の支出を認めているのだから、私からしたら「馬鹿な国民」である。。。

このように、アホな国民ばかりだからNEXCOは大助かりなのだろう。。。

ゼネコンが最低限の基準以下の粗悪品を造って、その粗悪品を高いお金を支払って受け取って、それが壊れたら我々国民の税金や高速道路料金を使って補修工事ができてしまう。

こんな美味しい話がどこにあろうか????

NEXCOという会社には最初から最後までどこにも「責任」というものが発生しない。こんなことを政治家も国民も許してしまうから、今回のリニューアル工事などと称して、こんな当初建設時からの明らかな「施工不良」である写真などを公の場に晒してやってしまえる堂々巡り。。。。

このようにNEXCOのリニューアル工事の中身は実は「施工不良」だったり、本来の定期点検や定期的に適切に行われてさへいれば壊れなかったものを修繕する工事が多数を占めておそらくその規模は1兆円規模となるのだろうけど、政治家も国民も誰も異議などないというこの国民性はもう病気に近い。。。

私が正論を言うたびに皆さんから怒られるのであるが、私ならこれらのNEXCOがいうところのリニューアル工事は根本的にNEXCOが悪いのであるからNEXCO自ら自費でやってくれと言うだろう。。。

こんなことだから税金などいくら支払っても世の中よくはならない。。。

なんてことを書いた私の著書が

「これ読まずして土木業界語るなかれ」

世の中の悪事ばかりを書いてある。。。

#土木業界 #談合 #不正行為  #これ読まずして土木業界語るなかれ #パワハラ #官製談合 #違法行為 #談合屋 #高速道路会社 #リニューアル工事 

 

LANGUAGE