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日別アーカイブ: 2024年8月14日

土木白書No.22:大手舗装会社が新品材料でなく再生材を使用する不正行為を解説

ゲストハウスの宿主となる前は土木業界にいたが、違法行為、不正行為ばかりで嫌になって辞めた。。。

今回はこんなニュースをお借りして。。。

この事件の読み方であるが。。。

ニュースでは大手の舗装会社が本来は新品のアスファルト舗装材料を使って道路を作らなければいけないのに、新品のアスファルト舗装材料を使ったと偽って、実は一度剥がした舗装材を再利用して、剥がした舗装材に新たにアスファルトを加えて加工した再生アスファルト材で施工していたということなのであるが。。。

こんな事件も少し推理をしてニュースを読めば土木も面白いのかもしれない。。。

何度も言うが、土木業界は裏ばかりで私は辞めたのだが、裏ばかり見せられてくるとその裏を探るのも楽しくなるものである。。。

推理。。。

今日では全国で使われる舗装材の9割は再生舗装材で施工する。。。

新品の舗装材を使用するのは高速道路など一部の工事のみである。。。

工事にはもちろん契約書があり、そこで舗装材については新品なのか再生材なのかを明記されている。。。

工事前に使用する材料について材料承諾を発注者に提出して、承諾を受けてから工事をするので、その時点では契約通りの新品材料を使いますと材料承諾書を施工業者は提出しているはず。。。

その後の施工時に再生材料を使ったのであるから、確信犯である。。。

これを最後まで通すには、納品伝票も調べれられた時に新品のアスファルト材料を出荷したと示す必要があるので、それらが問題ないようにアスファルト工場でも伝票の操作をする必要があるはず。。。

新材と再生材とでは納品伝票の品名が違う。。。

また、アスファルト材の場合は、納品伝票が出荷量を調べる上でも大切なのであるが、アスファルト舗装をする時に最も大切な品質管理となるのが、温度管理であり、この出荷伝票には出荷時の温度も記載があるので現場の品質管理においても伝票は使われる。。。

だとすると、出荷伝票までも全て不正に制御しての事件。。。

伝票の品名を再生材ではなく、新材として出荷し、さらに出荷温度など品質管理に関わる情報も出荷伝票には書かれている。。。

こうなると全てが怪しくなる。。。

特に舗装をやっているものからすると、施工時に新品ではなく再生材の時は特に気になるのが冬場の温度管理・・・これについてはこの下欄の方で解説してあるので読んでみてもらいたいが・・・

これって元請である施工業者と子会社のアスファルトプラント会社を巻き込んでのけっこう大掛かりな操作であることは想像できるが。。。

こうなってみると、舗装の出荷量も温度管理などの品質管理も怪しいことがわかる。。。

自動車会社の不正も土建屋の不正も「改ざん」「改ざん」「改ざん」

こうなると、何を信じて良いのか???

まぁ不正ばかり、違法ばかりを見てきた私からすると。。。

よくやった(爆笑)

お疲れ様でした。。。

としか言いようがない。。。

もはや「改ざん」とは日本の会社が持つ文化である。。。

これは間違いない。。。

施工業者も工場も当然発注の契約が新品か再生材かはわかっているので、関係者は全員グルだということ。。。

まぁ・・・こんなことが嫌でこの業界から私は足を洗ったが・・・酷いものだ。。。

これは単に施工業者が高額な新品材料を使わずに安価な再生材を使って利益を得たいのが目的だったのか???

ここで基本的な舗装会社とアスファルト工場の関係をいうと、今回のN IPPOならNIPPOがお抱えのアスファルト工場を抱えているし、鹿島道路は鹿島道路がお抱えのアスファルト工場を抱えており、工事現場から届けられる範囲にそれら工場があればそれぞれお抱えの工場を使うのは当たり前である。。。

これらは談合でも需要なポイントで、以前東北の大震災後に行われた東北道の補修工事では、お抱えの工場が近くにある会社が仕事を受注するように談合組織でプラント工場がある位置によって各社の受注する工事現場を決めていた。。。

こうすることで談合により高額受注ができるのと、現場近くにある自社のプラントを利用することにより利益率を上げられるという倍美味しい仕事となるのである。

結局談合がバレて、受注現場と工場の関係性を調べたら、この関係性が浮き彫りになったということなのだが。。。

こんなことも考えて不正行為だとか違法行為の中身を見ていくと土木業界も楽しいものである。。。

全てが裏社会で出来上がっている業界であるから、正攻法で表から見たのでは業界はつかみどころがなくなってしまう(笑)

さて、話しを戻して。。。

何故?バレたら会社の信用も一気になくなる今回の不正をしたのだろうか???

推理としたらこんなことも言える???

再生材が工場に余り過ぎているのではないか???

基本的に再生材は古くなって剥がした舗装材を集積して、それを再利用するのであるが、その需給バランスはどうであろうか???

上写真のようなアスファルト塊が工事現場からアスファルトプラントに運び込まれる。。。

問題は、運び込まれたアスファルト塊を砕いて再びアスファルト舗装材として再利用するのであるが、工場で受け入れた分だけ、再利用されて無くなれば良いのであるが、これが再利用されないまま工場で積み重なっていった場合である。。。

ネット検索すると、やはりこれを懸念した記事があるので紹介しよう。。。

記事では工場のストック量が増加しているとある。。。

当たり前だ。。。

舗装材の再生。。。リサイクル。。。

これは民間事業ではほとんどない。。。

全部公共事業だ。。。

公共事業では、リサイクル材として、アスファルト塊だけでなく、土木以外の建築関係工事からもコンクリート塊とかを受け入れる。。。

建築部門ではあまり再生材を使わないので、これら集積した古い材料は余って当たり前だと推測できる。。。

特に公共事業でさえも、今回のように新材を使うとなれば尚更である。。。

工場は、集積ばかりだと場所が無くなってしまうから、集積したアスファルト塊やコンクリート塊をできるだけ早く再生材として出荷してしまわないと工場が回らないはずである。。。

今回のアスファルト舗装材の事件の元はこの仕組みにあるのでは???

工場に集積されたストックの処分をしたかった。。。

だから工場も親会社の舗装会社も、新品材を使う契約を無視して再生材を使った。。。

こう考えるのが普通のように思うが。。。

この問題は不正をして悪いのは舗装会社であることはいうまでもないが。。。

私の推測するようなことを考えると、官民共に今後この集積された古い材料はどうするのか?を考えねばならない問題である。。。

この部分の問題を解決しないと今後も同じ問題が出てくることは容易に想像できる。。。

集積された材料を置く場所が無限にあるのならば問題ないが、限られたリサイクル工場内であれば工場の受け入れ場が満杯になれば受け入れを停止せざるを得ないだろうし、そうなれば公共事業も停止せざるを得ない。。。

本来は公共事業が新材の使用を停止し、自らが生み出している、このアスファルトやコンクリート廃材をリサイクルする義務を負っているのに、新材を使う。。。

そこに無理がある。。。

今回の事件はいっそのこと、これは新品材を使うべきところを再生材を使用して、果たして問題があるのか???そのための大いなる実験であるとすれば良いのである。。。

もし、問題がなければ公共事業の全てを再生材に転換できるのであるから。。。

土木業界の裏をさぐるの楽しいものだ。。。

さて、高速道路では再利用品の舗装材は信用がイマイチだという理由から新品の舗装材を使用するのであるが、実際に新品と再生材では違いがあるか?であるが。。。

違いはありますね。。。

昔、昔、その昔。。。

私は新浦安のディズニーランドの東側の東京ディズニーセレブレーションホテルが建設される前に、新浦安駅からホテルまでの造成工事の施工管理員をしていたのであるが、その時の舗装工事の担当をした。。。

高速道路でもない街路の舗装などは当然の如くに再生アスファルトである。。。

真冬に施工したら。。。

施工後わずか1ヶ月で舗装が壊れてきた。。。

やり直し。。。

その時に壊れた舗装材を調べてみた。。。

アスファルトの量が不足していた。。。

再生材はアスファルトプラントに集積された古いアスファルトに新たにアスファルトを添加して再利用するのであるが、その際に加えるアスファルト量はだいたいのアスファルトプラントが同様であるかとは思うが、極力最低限の量しか入れていない。。。

まぁ商売であるから規定の強度が保たれれ入れば発注者も文句も言えないが。。。

壊れてみてアスファルト量が不足だとヤレヤレな結果となってしまう。。。

少しお勉強として。。。

新品舗装材:アスファルト量は全体の5%程度でコストが高く、砕石を利用し、施工時の特性として冷めにくい。

再生舗装材:アスファルト量は全体の1%程度でコストが安く、再生砕石を利用し、施工時の特性として冷めやすい。

これら特性があり、私が浦安で打ち直しをした時の舗装材は、アスファルト量が少なかったことと、施工時期が冬だったので施工時に寒過ぎて、再生舗装材を使用したがために輸送後道路に敷設して転圧するまでの間で材料が冷めてしまい、施工不良となったと推測。。。

土木業界で度重なる不祥事もこうして深読みすると面白いのかもしれない。。。

この業界は裏ばかり。。。

そんな本を出してみた。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

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土木白書No.21:UR都市機構の発注工事も酷いものだった

ゲストハウスの宿主となる前は土木業界にいたが、違法行為、不正行為ばかりで嫌になって辞めた。。。

昔、昔、その昔。。。

現在のUR都市機構の区画整理事業などの工事の施工管理員として数カ所の現場事務所に赴任した経験がある。。。

いやぁ〜〜〜、、、この団体の発注は全く話しにならないほど酷かった。。。

例えば下水道工事の担当となったので工事発注後に早速現場に行き、図面を見ながらどこに下水道管を施設するのかを確認。。。

すると。。。

図面にマンホール設置とあるのでその設置する場所に行くと。。。

なんと。。。

既にマンホールがそこにはある???

慌てて事務所に戻り機構の担当に報告。。。

担当も???

過去の完成図を片っ端から広げてみる。。。

「有った!!!」

既に完了している。。。

こんな事件が普通に有った。。。

同じ工事を二度にわたり、設計依頼をして無駄なお金を出して、二度発注。。。

他にも新たな発注図を見ながら現場にいくと宅地の整地をする箇所など既に整地が完了していたりと。。。

酷いのになると、許認可が降りた当時とその後の設計変更で道路の形状が変わったのにも関わらず、当初の計画道路図面で発注してしまって、前年度の3月までに完成し終えた道路を4月から取り壊して、変更された道路形状で作り直したりと。。。

こんなだから私が事務所を移動して最初にすることと言ったら、その事務所にある過去の竣工図を全て広げて、どこまで工事を終えているかを確認することだった。。。

他にも下水道工事でこんな事例も。。。

発注後に施工者が現地調査に入ってすぐに現場に施工管理員として呼ばれたら。。。

ゼネコンの所長さんが。。。

「この下水道路線は配管できませんよ」

エッ???

恐る恐る現場を私が確認すると。。。

路線のど真ん中には電柱が建っている。。。

確かに。。。施工は無理だ。。。

このようなケースでは発注前に発注者が現地確認して電柱など障害物があれば事前に電力会社と協議して移設し終えてければいけないのであるが、その「当たり前」ができていないのだ。。。

下水道工事で一番呆れたのは、造成地内が軟弱地盤であるため、まずは地下水を取り除き地盤を固めようというファイバードレイン工法という工事を行なっていた。。。

地下水を取り除くため、地盤中の水が急速に失われ、、、その結果、、、地盤は急速に沈下する。。。

当たり前といえば当たり前のことなのだが。。。

そんな地盤を沈下させる工事を自分たちで行なっておきながら。。。

同じ年度にその直近で下水道工事を発注。。。

私は機構の職員に「下水道管を敷設しても、隣でファイバードレインをやってたら菅が沈下して使えない下水道ができますよ」と。。。

案の定。。。

沈下。。。

こんな事例は私が施工管理員をやり出した既に30年も前から。。。

そんな時代から既にこの団体の技術など無いに等しいレベルだったと思う。。。

日本の発注者の悪いところは、それら問題が生じても誰も責任を取ることがない点にある。。。

🙈見猿🙉聞か猿🙊言わ猿。。。

組織でそれだけは徹底されている(爆笑)

何度も言うが「技術立国日本」などという言葉は既に死語である。。。

こんなことを綴った本をゲストハウスが暇だから暇つぶしに出してみた。。。

これ読まずして土木業界語るなかれ

 

 

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信濃の国原始感覚美術祭:大町市2024/8/30〜11/4まで展示

原始感覚美術祭なるものが開催されるそうで。。。

私の知人・友人がやっているので是非観ていただけたらと。。。

https://www.primitive-sense.com

私は芸術は???

まぁ、観て、触れるだけでもと。。。

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いのちの祭り:鹿島槍スキー場

今月末はいのちの祭りという催し物が鹿島槍スキー場であるのだそうだ。。。

そのための宿泊予約されたお客さんに聞いて知ったことなのだが。。。

https://www.matsuri2024.life

暇なゲストハウス。。。

イベントってのは意外と集客になる物なのだと。。。

だってそうだろう?

普段全くお客がないゲストハウスにもお客さんが来るのだから(笑)

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